GrapeCity SPREAD for WPF 3.0J 関数リファレンス
FV
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概要

現在価値、定期払い、および特定の利率を条件とし、投資の将来価値を計算します。

書式

FV(rate,numper,paymt,pval,type)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
rate 期間あたりの利率(パーセント単位)
numper 合計支払回数
paymt 毎回の支払額
pval (オプション)現在価値。省略すると0とみなされ、paymt 引数値のみを想定した金額が計算されます。
type (オプション)支払期日。支払が期末に行われる場合は0、期首に行われる場合は1を指定します。省略すると0とみなされます。

解説

rate および number 引数には、単位を統一した値を指定します。 たとえば年利 8% の5年ローンを月払いで返済する場合は、rate 引数に 0.08/12、number 引数に 5*12 を指定します。 同じローンを年払いで返済する場合は、rate 引数に 0.08、numper 引数に5を指定します。

すべての引数の値は、出金(預入金など)は負数で、入金(配当金など)は正数で指定します。

財務計算の方程式については、PV 関数を参照してください。

データ型

全引数に対して数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

FV(A1/12,48,B1,1000,0)

FV(R1C1/12,48,R1C2,1000,0)

FV(0.005,60,-100,100,1) 結果:$6877.00

参照

FVSCHEDULE | NPER | PMT | PV | 財務関数