MESCIUS SPREAD for WPF 4.0J 関数リファレンス
LAMBDA
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概要

LAMBDA 関数を使用して、カスタムの再利用可能な関数を作成し、それらを要望名で呼び出します。よく使用される数式の関数を作成し、独自の関数を効果的に追加できます。

メモ: この関数はGcSpreadGridでサポートされていません。

書式

LAMBDA([parameter1, parameter2, …,] calculation)

引数

LAMBDA 関数には、次の引数があります。

引数 説明
parameter (オプション)セル参照、文字列、数値など、関数に渡す値。 最大 253 のパラメーターを入力できます。
calculation

(必須)関数の結果として実行して返す数式。 これは最後の引数で、結果を返す必要があります。

解説

データ型

簡潔な形式はテキスト値を返しますが、厳密な形式は入力と同じサイズと形状の配列を返します。

サンプル

次のサンプルコードは、LAMBDA関数の基本例を示します。

C#
コードのコピー
IWorkbook Workbook = spreadSheet.Workbook;
Workbook.WorkbookSet.CalculationEngine.CalcFeatures = CalcFeatures.All;
Workbook.Names.Add("TOCELSIUS", "LAMBDA(temp,(5/9)*(temp-32))");
Workbook.Names.Add("TOFARENHEIT", "LAMBDA(temp,(9/5)*temp+32)");
IWorksheet sheet = Workbook.Worksheets[0];
sheet.Name = "LAMBDA2";
sheet.Cells["A1"].Value = 104;
sheet.Cells["B1"].Formula = "TOCELSIUS(A1)";
sheet.Cells["A2"].Formula = "FORMULATEXT(B1)";
sheet.Cells["D1"].Value = 40;
sheet.Cells["E1"].Formula = "TOFARENHEIT(D1)";
sheet.Cells["D2"].Formula = "FORMULATEXT(E1)";

上記コードの出力は、以下のようになります。

Lambdaヘルパー関数

Spreadでは、下記のLAMBDAのヘルパー関数も対応されています。これらの関数は、再利用可能なLAMBDA関数の作成に役立ち、単独関数としても機能します。

  1. BYROW

  2. BYCOL

  3. ISOMITTED

  4. MAKEARRAY

  5. MAP

  6. REDUCE

  7. SCAN