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本サンプルでは、Designer、ReportExplorer、LayerList、Toolbox、ReportsLibrary、GroupEditorコントロールを使用して再配布可能なデザイナアプリケーションを作成する方法を紹介します。
このデザイナアプリケーションでは、レポートのデザイン、スクリプトの編集、プレビュー、印刷、および各種形式へのエクスポートが可能です。
メモ: エンドユーザーデザイナはProfessionalの機能です。Standardでは使用できません。 |
フォルダ
Visual Basic.NET
<User Folder>\Samples\Professional\EndUserDesigner\VB.NET
C#
<User Folder>\Samples\Professional\EndUserDesigner\C#
実行時の機能
サンプルを実行すると、エンドユーザーデザイナが表示されます。このレポートデザイナでは、ページレポート/RDLレポート、およびセクションレポートの3つのレポートレイアウトをサポートします。
エンドユーザーデザイナを使用して、レポートレイアウトを作成および編集できます。デザイナ上には、レポートの各要素のプロパティを表示する[プロパティ]ウィンドウ、レポートコントロールを表示するツールボックス、使用されているレポートコントロールをツリービュー表示するレポートエクスプローラ、現在のレポートで再利用しているレポートパーツとその元となるレポートを一覧表示するレポートライブラリが含まれます。また、 ページレポート/RDLレポートではレイヤー一覧、グループエディタが使用可能です。レイヤー一覧はレポートエクスプローラに隣接するタブにおいて、レポートで使用しているレイヤーを一覧表示し、グループエディタは Tablixコントロールの行グループ/列グループの構成を表示します。
エンドユーザーデザイナサンプルでは、以下のメニューが提供されています。
[ファイル]メニュー
[編集]メニュー
[レポート]メニュー
メモ:セクションレポートの場合は、[ビュー]オプション以外は無効になります。 |
デザイナの機能に関する詳細な情報については、「ActiveReports for .NETデザイナの使用」を参照してください。
プロジェクトの構造
ExportFormフォーム
ページレポートおよびセクションレポートに関する[エクスポート]ダイアログを表示します。
[エクスポート]ダイアログは、[プレビュー]タブを選択した状態で、[ファイル]メニュー > [エクスポート]を選択して開きます。このダイアログでは、レポートの種類に応じた各種エクスポート形式の選択、およびプロパティを変更できます。
ExportFormのコントロール
Control | Name | Description |
---|---|---|
ComboBox | cmbExportFormat | エクスポートするレポートの種類を選択するための[フォーマット]コンボボックスです。 |
Button | btnOK | ExportFormの下のセクションにある[OK]ボタンです。 |
Button | btnCancel | ExportFormの下のセクションにある[キャンセル]ボタンです。 |
PropertyGrid | exportPropertyGrid | 各エクスポートの種類のエクスポートオプションを提供します。 |
SaveFileDialog | exportSaveFileDialog | エクスポートされたレポートを保存するためにファイル名を指定する[SaveFileDialog]。 |
Label | lblExport | ExportFormのヘッダにある[エクスポート]ラベル。 |
Label | lblExportFormat | cmbExportFormatコンボボックスの[フォーマット]ラベルです。 |
Label | lblExportOptions | exportPropertyGridコントロールの[オプション]ラベルです。 |
Label | lblSelectExportTxt | ExportFormの目的を示す「エクスポートフォーマットとオプションを選択してください。」テキストです。 |
Panel | pBanner | lblExportおよびlblSelectExportラベルを含むサイズの調整可能なパネルを表します。 |
ExportFormを右クリックして[コードの表示]を選択すると、エクスポートフォームのコードがどのように記述されているかがわかります。
EndUserDesignerフォーム
エンドユーザーデザイナのメインフォームです。以下のコントロールを使用して作成しています。
エンドユーザーデザイナのコントロール
コントロール | 名前 | 説明 |
---|---|---|
Designer | reportdesigner | レポートを作成および編集するDesignerコントロールです。 |
ReportExplorer | reportExplorer | レポート要素のツリービューを表示します。ツリービューに配置されている各ノードは、対応するレポート要素を示します。 |
TabControl | reportExplorerTabControl | reportExplorer、layerListを配置します。 |
PropertyGrid | reportPropertyGrid | レポートの各要素に対するインターフェースを提供します。 |
Toolbox | reportToolbox | 使用中のレポートの種類で使用可能なすべてのコントロールを表示します。 |
LayerList | layerList | レポートのレイヤーの一覧を表示します。 |
SplitContainer | bodyContainer | reporttoolbox、designerexplorerpropertygridContainerを配置します。 |
SplitContainer | designerExplorerPropertyGridContainer | reportDesigner、explorerpropertygridContainerを配置します。 |
SplitContainer | explorerpropertygridContainer | reportExplorer、reportpropertyGridを配置します。 |
SplitContainer | MainContainer | toolStripContainer1、bodyContainerを配置します。 |
ToolStripContainer | toolStripContainer1 | デザイナ上部に配置するToolstripの要素を配置します。 |
ReportsLibrary | reportsLibrary | すべてのレポートと含まれているレポートパーツを表示します。 |
GroupEditor | groupEditor | Tablixコントロールの行グループと列グループの構成を示します。 |
コードの処理内容を確認するには、[ソリューションエクスプローラー]でEndUserDesignerフォームを右クリックし、[コードの表示]を選択してください。
メモ: 作成したデザイナアプリケーションを配布する際に、別途ライセンスやロイヤリティが必要になることはありません。ただし、事前に開発環境にデザイナ配布ライセンス(無償)を登録したうえで、アプリケーションをビルド、配布する必要があります。詳細については、「エンドユーザーデザイナの配布」を参照してください。 |