GrapeCity ActiveReports for .NET 12.0J
ver3.0Jの移行

このトピックでは、ActiveReports for .NET 3.0Jからの移行手順について説明します。3.0Jに含まれるDLLのアセンブリバージョンは5.x.x.xです。

移行手順

  1. ActiveReportsファイルコンバータで移行します。
    • コンバータ使用後にアセンブリの参照先が12.0Jに自動更新されていない場合、参照先を手動で変更します。詳細については、「アセンブリ参照を移行する」を参照してください。
    • コンバータ使用後にライセンス情報が正しく更新されていない場合、ライセンス情報を手動で変更します。詳細については、「ライセンス情報を移行する」を参照してください。
  2. プロジェクト内でActiveReport3クラスを使用している場合、以下のように変更する必要があります。9.0Jでは、SectionReportクラスに名称が変更されました。
    Visual Basic(移行前)
    コードのコピー
    Dim report1 As New DataDynamics.ActiveReports.ActiveReport3()
    Visual Basic(移行後)
    コードのコピー
    Dim report1 As New GrapeCity.ActiveReports.SectionReport()
  3. 3.0Jの初版にて、以下の条件をすべて満たすBarcodeコントロールがレポートに配置されている場合は、バーコードシンボルの大きさが変化します。この場合、BarcodeコントロールのBackColorプロパティを「White」に設定するか、もしくは、手動でBarcodeコントロールの大きさを調整してください。
    プロパティ名 プロパティの値
    Style QRCode、Code49、JapanesePostal、Pdf417、EAN128FNC1 のいずれか
    BackColor System.Drawing.Color.Transparent
  4. 9.0J以降は名前空間、クラス名などが大幅に変更されています。このためプロジェクト内で大量の構文エラーが発生する可能性があります。「変更点」を参照して、必要に応じて手動で変更を行ってください。
  5. WebアプリケーションでWebViewerコントロールを使用している場合は、「WebViewerを移行する」の変更を行ってください。
  6. WebアプリケーションでActiveXビューワ(ARVIEW2.CABファイル)を使用している場合は、「ActiveXビューワを移行する」の変更を行ってください。
  7. 互換性に関する注意事項」を確認してください。
  8. プロジェクトをVisual Studio上に読み込み、[ビルド]メニュー - [ソリューションのリビルド]を実行して、ソリューション全体をリビルドしてください。

 

 


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