GrapeCity ActiveReports for .NET 14.0J
ver14.0Jへの移行
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このトピックでは、ActiveReports for .NET 14.0Jへの移行手順について説明します。

  1. ActiveReportsファイルコンバータで移行します。
    • コンバータ使用後にアセンブリの参照先が14.0Jに自動更新されていない場合、参照先を手動で変更します。詳細については、「アセンブリ参照を移行する」を参照してください。
    • コンバータ使用後にライセンス情報が正しく更新されていない場合、ライセンス情報を手動で変更します。詳細については、「ライセンス情報を移行する」を参照してください。
  2. 特定のクラスまたはプロパティを含む次のバージョンからの移行手順については、以下の詳細を参照してください。

    ver1.0Jからの移行

    • プロジェクト内でPDFエクスポートを行い、さらにVersionプロパティを使用している場合、以下のように変更する必要があります。PdfVersion列挙体とそのメンバが、半角大文字から半角大文字と半角小文字の組み合わせに変更されました。
      Visual Basic(移行前)
      PDFVersion.PDF13
      Visual Basic(移行後)
      PdfVersion.Pdf13
    • レポート内でパブリック変数"ds"を使用している場合は、「dsを移行する」の変更を行ってください。
    • WebアプリケーションでWebViewerコントロールを使用している場合は、「WebViewerを移行する」の変更を行ってください。
    • WebアプリケーションでActiveXビューワ(ARVIEW2.CABファイル)を使用している場合は、「ActiveXビューワを移行する」の変更を行ってください。

    ver2.0Jからの移行

    • レポート内でパブリック変数"ds"を使用している場合は、「dsを移行する」の変更を行ってください。
    • WebアプリケーションでWebViewerコントロールを使用している場合は、「WebViewerを移行する」の変更を行ってください。
    • WebアプリケーションでActiveXビューワ(ARVIEW2.CABファイル)を使用している場合は、「ActiveXビューワを移行する」の変更を行ってください。

    ver3.0Jからの移行

    • プロジェクト内でActiveReport3クラスを使用している場合、以下のように変更する必要があります。9.0Jでは、SectionReportクラスに名称が変更されました。
      Visual Basic(移行前)
      コードのコピー
      Dim report1 As New DataDynamics.ActiveReports.ActiveReport3()
      Visual Basic(移行後)
      コードのコピー
      Dim report1 As New GrapeCity.ActiveReports.SectionReport()
    • 3.0Jの初版にて、以下の条件をすべて満たすBarcodeコントロールがレポートに配置されている場合は、バーコードシンボルの大きさが変化します。この場合、BarcodeコントロールのBackColorプロパティを「White」に設定するか、もしくは、手動でBarcodeコントロールの大きさを調整してください。
      プロパティ名 プロパティの値
      Style QRCode、Code49、JapanesePostal、Pdf417、EAN128FNC1 のいずれか
      BackColor System.Drawing.Color.Transparent
    • 9.0J以降は名前空間、クラス名などが大幅に変更されています。このためプロジェクト内で大量の構文エラーが発生する可能性があります。「変更点」を参照して、必要に応じて手動で変更を行ってください。
    • WebアプリケーションでWebViewerコントロールを使用している場合は、「WebViewerを移行する」の変更を行ってください。
    • WebアプリケーションでActiveXビューワ(ARVIEW2.CABファイル)を使用している場合は、「ActiveXビューワを移行する」の変更を行ってください。

    ver6.0J〜ver12.0Jからの移行

    • WebアプリケーションでWebViewerコントロールを使用している場合は、「WebViewerを移行する」の変更を行ってください。
  3. 互換性に関する注意事項」を確認してください。
  4. プロジェクトをVisual Studio上に読み込み、[ビルド]メニュー - [ソリューションのリビルド]を実行して、ソリューション全体をリビルドしてください。