軸はチャートの不可欠な部分であり、次の様々な機能を実行します。
Height :チャート全体の高さに対する高さをパーセントで設定します。このプロパティは、横軸に適用されます。
MaxHeight :チャート全体の高さに対する最大の高さをパーセントで設定します。このプロパティは横軸に適用され、デフォルト値は100%です。
MaxWidth: :チャート全体の幅に対する最大の幅をパーセントで設定します。このプロパティは垂直軸に適用され、デフォルト値は100%です。
Width: :チャート全体の幅に対する幅をパーセントで設定します。このプロパティは、垂直軸に適用されます。
Y軸の位置をカスタマイズする方法については、「軸の位置を設定する」セクションを参照してください。
AxisType:軸の種類を設定します。
Plots:軸を使用するプロットを設定します。
Format:日付および数値のレンダリングに使用される書式設定文字列を表します。
LabelField:X軸のカスタマイズされたラベルを表します。カテゴリフィールドにカスタムラベルを表示する方法については、「X軸にカスタムラベルを設定する」セクションを参照してください。
LabelsAngle:軸ラベルの回転角度を設定します(-90~90)。
LabelRowCount:軸ラベルの行数を設定します(1~10)。ラベルを表示するエリアが狭い場合は、複数行に設定して、交互にラベルを配置します。縦棒グラフ、エリアグラフ、折れ線グラフ、散布図、バブルチャート、ローソク足チャート、HiLoCloseチャート、HiLoOpenCloseチャート、レンジ縦棒チャート、レンジエリアチャートで使用できます。
LabelsStyle:軸ラベルのスタイルを設定します。
ShowLabels:軸ラベルを表示するかどうかを設定します。
Origin:縦横の軸がクロスする値を設定します。
Overlapping:ラベルを重ねるかどうかを設定します。
Position:軸の位置を設定します。利用可能な値は、Near、Far、Noneです。
Reversed:軸を反転(上下、左右)するかどうかを設定します。
LineStyle:線のスタイルを選択します。
ShowLine:軸線を表示するかどうかを設定します。
MajorGridInterval:メジャーグリッドの間隔を設定します。
MajorGridStyle:メジャーグリッドの線のスタイルを設定します。
MajorTickMark:メジャーグリッドの目盛りの位置を設定します。
MajorTickSize:メジャーグリッドの目盛りの長さを設定します。
MajorTickStyle:メジャーグリッドの目盛りの線のスタイルを設定します。
ShowMajorGrid:線にメジャーグリッドの線が含まれるかどうかを設定します。
MinorGridInterval:マイナーグリッドの間隔を設定します。
MinorGridStyle:マイナーグリッドの線のスタイルを設定します。
MinorTickMark:マイナーグリッドの目盛りの位置を設定します。
MinorTickSize:マイナーグリッドの目盛りの長さを設定します。
MinorTickStyle:マイナーグリッドの目盛りの線のスタイルを設定します。
ShowMinorGrid:線にマイナーグリッドの線が含まれるかどうかを設定します。
LogarithmicBase:軸の対数の底を設定します。
Max:最大値を設定します。
Min:最小値を設定します。
Scale:軸のスケールを設定します。
Title:タイトルを設定します。
TitleStyle:タイトル文字列のスタイルを設定します。
X軸(カテゴリフィールド)にカスタムラベルを設定するには、LabelFieldプロパティを使用します。たとえば、次のチャートでは、カテゴリフィールドが[ShipName]にバインドされているため、X軸のデフォルトのラベルに船名が表示されます。
このチャートはNWindデータベース(Nwind.mdb)のInvoicesテーブルを使用しています。
X軸のラベルをカスタマイズするには、次の手順を行います。
次の画像は、X軸にカスタマイズされたラベルを表示する例を示します。
軸の位置を設定するには、Width、MaxWidth、Height、およびMaxHeightの4つのプロパティを使用できます。これらのプロパティは、X軸とY軸の高さと幅の値、および対応する最大値を指定します。データラベルとタイトルの長さが指定された最大の高さと幅を超えると、ラベルが切り取られます。これらのプロパティは、チャートを他のコントロールまたはデータ領域と位置合わせするために使用されます。
これらのプロパティを指定しない場合、軸の高さと幅はバインドされたデータに応じて自動的に計算されます。正確なY軸の位置を設定するには、「Width」プロパティと「MaxWidth」プロパティを1つの値に設定する必要があります。
次の例では、同じページのTextboxコントロールを基準にしてChartコントロールの垂直軸を揃える方法を表示します。次の画像は、縦軸に次のプロパティを設定してグラフがどのように表示されるかを示します。
チャートのY軸の位置を設定するには、次の手順を行います。
次の画像は、「Width」プロパティを設計時に適切な値に設定された後、チャートの垂直軸がTextBoxとどのように位置合わせされるかを示します。