ReportViewer for ASP.NET Web Forms
オブジェクトモデル
C1Report の使い方 > オブジェクトモデル

次の一覧は、C1Report コンポーネントのオブジェクトモデルをまとめたものです。このオブジェクトモデルは、主に Microsoft Access モデルに基づいていますが、Microsoft Access では異なるタイプのコントロール(ラベルコントロール、テキストボックスコントロール、ラインコントロールなど)が存在するのに対し、C1Report に存在するのは単一のFieldオブジェクトです。C1Report では、オブジェクトに含まれるプロパティの設定によって、ラベル、テキストボックス、線、画像、サブレポートなどの外観に見せています。

以下に、すべてのオブジェクトのリストと、それらに含まれるプロパティやメソッドを示します。

メモ:C1Report では、すべての測定の単位に Twips を使用します。1Twips は 1/20 ポイントです。したがって、72 ポイント = 1440 Twips = 1インチになります。
C1Report オブジェクト: メインのコンポーネントです。
ReportName, GetReportInfo, Load, Save, Clear, Render, RenderToFile, RenderToStream, PageImages, Document, DoEvents, IsBusy, Cancel, Page, MaxPages, Font, OnOpen, OnClose, OnNoData, OnPage, OnError, Evaluate, Execute
Layout Object: ページ上でのレポートの出力方法を指定するオブジェクトです。
Width, MarginLeft, MarginTop, MarginRight, MarginBottom, PaperSize, Orientation, Columns, ColumnLayout, PageHeader, PageFooter, Picture, PictureAlign, PictureShow
DataSource オブジェクト: データソースを管理するオブジェクトです。
ConnectionString, RecordSource, Filter, MaxRecords, Recordset
Groups コレクション: レポートには複数のグループを含めることができます。
Group オブジェクト: データのソートとグループ化を制御するオブジェクトです。
Name GroupBy, Sort, KeepTogether, SectionHeader, SectionFooter, Move
Sections コレクション: すべてのレポートには、少なくとも5つのセクションが含まれます。
Section オブジェクト: Field オブジェクト("レポート領域"とも呼ばれる)のコンテナです。
Name, Type, Visible, BackColor, OnFormat, OnPrint, Height, CanGrow, CanShrink, Repeat, KeepTogether, ForcePageBreak
Fields コレクション: レポートには通常複数のフィールドが含まれます。
Field オブジェクト: セクション内の情報が表示される四角形の領域です。
Name, Section, Text, TextDirection, Calculated, Value, Format, Align, WordWrap, Visible, Left, Top, Width, Height, CanGrow, CanShrink, Font, BackColor, ForeColor, BorderColor, BorderStyle, LineSlant, LineWidth, MarginLeft, MarginRight, MarginTop, MarginBottom, LineSpacing, ForcePageBreak, HideDuplicates, RunningSum, Picture, PictureAlign, Subreport, CheckBox, RTF