Reports for WinForms には、描画オブジェクトによるシャドウキャストのサポートが含まれます。パブリック IShadow インタフェースは、パブリック構造体 Shadow によって実装され、非アンビエントパブリックプロパティ Shadow によって公開されます。
次のサブプロパティが含まれます。
プロパティ | 説明 |
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透明度 | 影の透明度をパーセントで取得または設定します。0の値は塗りつぶした(不透明な)影を定義し、100 の値(デフォルト)は完全に透明(非表示)な影を定義します。 |
サイズ | オブジェクトのサイズに相対的な影のサイズをパーセントで取得または設定します。100 の値(デフォルト)は、影がオブジェクトと同じサイズを持つことを示します。 |
Distance | 影の中心がオブジェクトの中心からのオフセットである距離を取得または設定します。絶対単位値(「0.5in」や「4mm」など)のみがこのプロパティに割り当てられることに注意してください。デフォルトは 2mm です。 |
Angle | 影の角度を度単位で取得または設定します。角度は、3時の位置に相対的に時計回りに測定されます。デフォルトは45です。 |
Color | 影の色を取得または設定します。デフォルトは Black です。 |
次のサンプルコードは、描画オブジェクトの影を定義します。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic |
コードのコピー
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Dim doc As C1PrintDocument = C1PrintDocument1 Dim rt As New RenderText("Sample Shadow") rt.Width = Unit.Auto rt.Style.Shadow.Transparency = 20 rt.Style.Shadow.Color = Color.BurlyWood doc.Body.Children.Add(rt) |
C# コードの書き方
C# |
コードのコピー
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C1PrintDocument doc = c1PrintDocument1; RenderText rt = new RenderText("Sample Shadow"); rt.Width = Unit.Auto; rt.Style.Shadow.Transparency = 20; rt.Style.Shadow.Color = Color.BurlyWood; doc.Body.Children.Add(rt); |
影のプロパティの設定時に Shadow オブジェクトを作成する必要はありませんが、たとえば、次のように作成することも選択できます。
Visual Basic コードの書き方
Visual Basic |
コードのコピー
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Dim doc As C1PrintDocument = C1PrintDocument1 Dim rt As New RenderText("Sample Shadow") rt.Width = Unit.Auto rt.Style.Shadow = New Shadow(20, 100, "1mm", 45, Color.CadetBlue) doc.Body.Children.Add(rt) |
C# コードの書き方
C# |
コードのコピー
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C1PrintDocument doc = c1PrintDocument1; RenderText rt = new RenderText("Sample Shadow"); rt.Width = Unit.Auto; rt.Style.Shadow = new Shadow(20, 100, "1mm", 45, Color.CadetBlue); doc.Body.Children.Add(rt); |