Menus and Toolbars for WinForms の特徴は次のとおりです。
Menus and Toolbars スイートは、メニューとツールバーを単一のシステムに統合し、同一のオブジェクトとコードをメニュー項目やツールバーボタンに再使用できるようにします。 同じコマンド項目(テキスト、画像、イベント処理コード)を同時に複数のメニューおよび/またはツールバーで使用できます。
ドッキング/フローティング動作で、エンドユーザーが簡単にカスタマイズできるレイアウトを作成できます。 エンドユーザーがツールバーをフォーム上で移動させたり、左右にドッキングしたり、フローティングツールバー化したりできるようにするには、単純にC1CommandDock コンテナの内側に C1ToolBar コントロールを配置します。詳細については、「ツールバーのドッキングとフローティング」を参照してください。
Menus and Toolbars は、ComponentOne SmartDesigner® 技術を含む幅広いデザイン時サポートを特徴としています。 マウスをクリックするだけで状況依存のフローティングツールバーが開き、デザイン面でそのまま変更を加えることができます。 C1Command デザイナには、テキスト、アイコン、ショートカットキーなど、50 を超える設定済みの共通コマンドが最初から用意されています。詳細については、「スマートタグ」を参照してください。
すべてのメニューおよびツールバーコントロールは、[青]、[シルバー]、[黒]など、Microsoft Office 2010 で利用可能なスタイルを模したビジュアルスタイルをサポートしています。 Office 2003、2007、および Windows XP のスタイルを選択することも可能です。詳細については、「メニューの視覚スタイル」および「ツールバーの視覚スタイル」を参照してください。
ショートカットやニーモニックキーを使用して、マウスを使わずキーボードからメニューにアクセスできます。 ショートカットキーは、どのメニューやツールバーにも存在しないコマンドに対しても使用可能です。 ショートカットキーのテキストをローカライズすることもできます。 詳細については、「メニューへのショートカットキーの適用」を参照してください。
組み込み MDI 子ウィンドウリストや階層的ショートカットキー処理を含む、MDI(Multiple Document Interface)アプリケーションの特別サポート。 MDI アプリケーションでは、リストが表示するメニュー項目の合計数を制限したり、非表示の MDI のウィンドウをメニューリストに表示したり、複数のメニュー項目をマージしたりすることができます C1CommandMdiListコマンドタイプを使用してMDI フォーム用のウィンドウリストを作成する例のについては、「MDI フォーム用のウィンドウリストの作成」を参照してください。
Menus and Toolbars では、MDI 子ウィンドウを MDI 親メニューおよびツールバーに簡単にマージできます。 また、マージ動作の種類を指定し、メニュー項目を追加するか、置き換えるか、削除するか、マージするかを選択したり、メニュー項目またはツールバーボタンのマージ順序を指定したりすることもできます。C1Command メソッドを使用してメニューをマージする方法については、NonMdiMenuMerge、サンプルを参照してください。
メインメニューにサブメニューを追加して、コマンドまたはオプションの階層を作成します。コードおよびデザイナーによってメインメニューにサブメニューを追加する例については、「複数のサブメニューの追加」を参照してください。
テキストボックス、ラジオボタン、チェックボックスなど任意のコントロールをメニューやツールバーに簡単に埋め込むことができます。Combobox などの任意のコントロールを埋め込むる例については、ツールバーへの任意のコントロールの追加」を参照してください。
C1ContextMenu コントロールを使用して、フォームの任意のコントロールにコンテキストメニューを簡単に追加できます。 C1ContextMenu は、C1MainMenu と同一の機能を共有しています。コードおよびデザイナーによって ContextMenu を追加する例については、「コントロールに C1ContextMenu の追加」を参照してください。