FlexChart では、主に次の 2 つの利点がある複合チャートを作成できます。
- チャートタイプの組み合わせ:面と棒、棒と折れ線、棒と散布図など、複数のチャートを組み合わせて 1 つのチャートにすることができます。さまざまなチャートタイプを使用して 1 つのチャートに複数のメトリックをプロットし、エンドユーザーが簡単にデータを解釈できるようにします。FlexChart で系列ごとにチャートタイプを指定して、複数のチャートタイプを組み合わせます。系列のチャートタイプを指定するには、Series クラスの ChartType プロパティを設定します。このプロパティを設定すると、チャートで設定されている ChartType プロパティがオーバーライドされます。
- 複数のデータセットのプロット:系列のデータソースを指定して、複数のデータセットのデータを 1 つのチャートにプロットします。プロットするデータが複数の場所にある場合に便利です。系列のデータソースを指定するには、Series クラスの プロパティを設定します。このプロパティを設定すると、チャートで設定されている ItemsSource プロパティがオーバーライドされます。
次の図に、棒グラフと折れ線グラフ(シンボル付き)のチャートタイプを組み合わせた複合チャートを示します。このチャートでは、シリンダー容積、エンジン排気量、トランスミッション速度の 3 つのパラメータに基づいて、5 つの自動車を比較します。
次のコードは、「クイックスタート」サンプルで使用されるデータソースを使用して、2 つの系列 Cyl および Liter にデータを提供します。また、別のデータソースを使用して、Transmission Speed 系列にデータを提供します。
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