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RadialGauge クイックスタート

このセクションでは、移植可能なアプリまたは共有アプリに RadialGauge コントロールを追加し、そこにデータを追加する方法について説明します。C# または XAML で Xuni コンポーネントを追加する方法については、「C# による Xuni コンポーネントの追加」または「XAML による Xuni コンポーネントの追加」を参照してください。

このトピックは 2 つの手順で構成されます。

次の図は、上記の手順を実行した後の RadialGauge を示しています。

手順 1:RadialGauge コントロールの追加

Value プロパティは、ゲージの値を示します。1 つのゲージに複数の範囲を追加し、範囲の Min および Max プロパティで範囲の位置を定義します。ゲージの IsReadOnly プロパティを false に設定すると、ユーザーはゲージをタップして値を編集できます。

StartAngle プロパティは RadialGauge の開始角度を指定し、SweepAngle プロパティは RadialGauge の円弧の長さを表す角度を指定します。これらのプロパティを使用して、円形ゲージの円弧の開始点と終了点を指定できます。両方のプロパティの角度は、9 時の位置から時計回りに測定されます。SweepAngle  が負の場合は、反時計回りに形成されます。

また、RadialGauge には AutoScale プロパティがあります。このプロパティを true に設定すると、中の要素が収まるように RadialGauge が自動的に拡大縮小します。

メモXuniRadialGauge.Origin プロパティを使用して、RadialGauge ポインタの原点を変更できます。デフォルトでは、原点は 0 に設定されています。

C# または XAML で RadialGauge コントロールを初期化するには、次の手順を実行します。

C# のコード

  1. 新しいクラス(QuickStart.cs など)を Portable または Shared プロジェクトに追加し、以下のように Xuni Gauge および Xamarin 参照を含めます。
    C#
    コードのコピー
    using Xuni.Forms.Gauge;
    using Xamarin.Forms;
    
  2. RadialGauge コントロールを新しいメソッド GetRadialGauge()(または GetRadialGauge() / GetBulletGraph())内でインスタンス化します。
    C#
    コードのコピー
    public static XuniRadialGauge GetRadialGauge()
    {
        //円形ゲージのインスタンスを作成し、プロパティを設定します。
        XuniRadialGauge gauge = new XuniRadialGauge();
        gauge.Value = 35;
        gauge.Min = 0;
        gauge.Max = 100;
        gauge.StartAngle = -20;
        gauge.SweepAngle = 220;
        gauge.AutoScale = true;
        gauge.ShowText = GaugeShowText.None;
        gauge.PointerColor = Color.Blue;
    
        //範囲を作成します。
        GaugeRange low = new GaugeRange();
        GaugeRange med = new GaugeRange();
        GaugeRange high = new GaugeRange();
    
        //範囲をカスタマイズします。
        low.Color = Color.Red;
        low.Min = 0;
        low.Max = 40;
        med.Color = Color.Yellow;
        med.Min = 40;
        med.Max = 80;
        high.Color = Color.Green;
        high.Min = 80;
        high.Max = 100;
    
        //範囲を円形ゲージに追加します。
        gauge.Ranges.Add(low);
        gauge.Ranges.Add(med);
        gauge.Ranges.Add(high);
    
        return gauge;
    }
            
    

XAML のコード

  1. 新しい Forms XAML ページ(QuickStart.xaml など)を Portable または Shared プロジェクトに追加し、<ContentPage> タグを変更して、以下のように Xuni 参照を追加します。
    XAML
    コードのコピー
    <ContentPage xmlns="http://xamarin.com/schemas/2014/forms"
    xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2009/xaml"
    x:Class="Appl.QuickStart"
    xmlns:xuni="clr-namespace:Xuni.Forms.Gauge;assembly=Xuni.Forms.Gauge">
    
  2. RadialGauge コントロールを初期化します。それには、コントロールの <ContentPage></ContentPage> タグ間の <StackLayout></StackLayout> タグ内で、次のようにマークアップを追加します。
    XAML
    コードのコピー
    <StackLayout>
      <xuni:XuniRadialGauge Value="35" Min="0" Max="100" HeightRequest="100" WidthRequest="50"
       ShowText="None" StartAngle = "-20" SweepAngle = "220" AutoScale = "true" PointerColor="Blue">
        <xuni:XuniRadialGauge.Ranges>
          <xuni:GaugeRange Min="0" Max="40" Color="Red"/>
          <xuni:GaugeRange Min="40" Max="80" Color="Yellow"/>
          <xuni:GaugeRange Min="80" Max="100" Color="Green"/>
        </xuni:XuniRadialGauge.Ranges>
      </xuni:XuniRadialGauge>
    </StackLayout>
    
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手順 2:プロジェクトの実行

  1. ソリューションエクスプローラーで、App.cs をダブルクリックして開きます。
  2. RadialGauge コントロールを表示するには、次の手順を実行します。
    • C# クラスを返すには、次の手順を実行します。 クラスコンストラクタ App() で、新しい ContentPageMainPage として設定し、コントロールを ContentPageContent に割り当てます。それには、メソッド GetRadialGauge() (前の手順「手順 1:RadialGauge コントロールの追加」で定義済み)を呼び出します。

      次のコードは、上記の手順を実行した後のクラスコンストラクタ App() を示します。

      C#
      コードのコピー
      public App()
      {
          // アプリケーションのルートページ
          MainPage = new ContentPage
          {
              Content = QuickStart.GetRadialGauge()
          };
      }
      
    • Forms XAML ページを返すには、次の手順を実行します。 クラスコンストラクタ App() で、Forms XAML ページ QuickStartMainPage として設定します。

      次のコードは、この手順を実行した後のクラスコンストラクタ App() を示します。

      C#
      コードのコピー
      public App()
      {
          // アプリケーションのルートページ
          MainPage = new QuickStart();
      }
      
  3. iOS および Windows Phone アプリを実行するには、いくつかの追加手順が必要です。
    • iOS アプリ::
      1. ソリューションエクスプローラーで、YourAppName.iOS プロジェクト内の AppDelegate.cs をダブルクリックして開きます。
      2. 次のコードを FinishedLaunching() メソッドに追加します。
        C#
        コードのコピー
        Xuni.Forms.Gauge.Platform.iOS.Forms.Init();
        
    • Windows Phone アプリ:
      1. ソリューションエクスプローラーで、MainPage.xml を展開します。
      2. MainPage.xml.cs をダブルクリックして開きます。
      3. 次のコードをクラスコンストラクタに追加します。
        C#
        コードのコピー
        Xuni.Forms.Gauge.Platform.WinPhone.GaugeRenderer.Init();
        
  4. F5 キーを押してプロジェクトを実行します。

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