MultiRowの操作の流れ
MultiRowはグリッドコントロールのため、.NET Frameworkの標準コントロールと同じようにフォームに配置して使用できます。このコントロールに、見出し(ヘッダ)や行のレイアウトを定義した「テンプレート」を割り当て、実行することで表画面をアプリケーションに実装できます。操作の流れは次のようになります。
操作の詳細は「クイックスタート」を参照してください。
操作の詳細は「クイックスタート」を参照してください。
テンプレートとグリッド
グリッドコントロールは、割り当てられたテンプレートとデータソースを元に実行時に表画面を作成します。データソースが連結されていないときは、グリッドコントロールの行数が使用されます。
テンプレートにはグリッドコントロールのもととなる、ヘッダ、フッタおよびセルを自由に配置できます。行に配置されたセルは、グリッドの設定に合わせて繰り返し表示されます。
テンプレート上のすべての要素はインデックスを持ち、実行時の操作に使用できます。たとえば、セルが0のインデックスを持つとき、実行時にはn行目の0番のセルとして参照できます。
よりわかりやすく扱うために、データベースのフィールド名のようにセルにキーを設定することもできます。キーは、テンプレート内で一意の名前を指定できます。
テンプレートは実行時に変更または差し替えできます。
グリッドとしての振る舞いは、セル単位の操作はテンプレートで設定しますが、グリッド全体に及ぶ操作はグリッドコントロールで設定します。たとえば、データソースの割り当て、行の自動追加、リサイズの許可、仮想モード、行数、ズーム、編集モードなどがあります。
テンプレートとコントロールが矛盾する設定を持つとき、コントロールの設定が優先されます。たとえば、テンプレートで「ヘッダセルのリサイズが可能」と設定されていても、コントロールでユーザーに対するリサイズ操作が許可されていない場合、実行時にリサイズは動作しません。
テンプレートにはグリッドコントロールのもととなる、ヘッダ、フッタおよびセルを自由に配置できます。行に配置されたセルは、グリッドの設定に合わせて繰り返し表示されます。
テンプレート上のすべての要素はインデックスを持ち、実行時の操作に使用できます。たとえば、セルが0のインデックスを持つとき、実行時にはn行目の0番のセルとして参照できます。
よりわかりやすく扱うために、データベースのフィールド名のようにセルにキーを設定することもできます。キーは、テンプレート内で一意の名前を指定できます。
テンプレートは実行時に変更または差し替えできます。
グリッドとしての振る舞いは、セル単位の操作はテンプレートで設定しますが、グリッド全体に及ぶ操作はグリッドコントロールで設定します。たとえば、データソースの割り当て、行の自動追加、リサイズの許可、仮想モード、行数、ズーム、編集モードなどがあります。
テンプレートとコントロールが矛盾する設定を持つとき、コントロールの設定が優先されます。たとえば、テンプレートで「ヘッダセルのリサイズが可能」と設定されていても、コントロールでユーザーに対するリサイズ操作が許可されていない場合、実行時にリサイズは動作しません。
MultiRowを使用した開発サイクル
MultiRowを使用した表画面の開発は、テンプレートの設計とグリッドコントロールへの割り当て、グリッドコントロールの実行の繰り返しになります。
MultiRowのデザイナには、グリッドコントロールの実行をプレビューする機能が備わっているため、デザイナを使う場合は次のようになります。
コントロールへの割り当ては任意のタイミングで実行できます。
MultiRowのデザイナには、グリッドコントロールの実行をプレビューする機能が備わっているため、デザイナを使う場合は次のようになります。
コントロールへの割り当ては任意のタイミングで実行できます。