ファイル構成
テンプレート ファイルは、フォームと同じように同じプレフィックスを持つ3つのファイルで構成されます。たとえば、Visual Basicテンプレートを"Template1"として作成した場合、プロジェクトに追加されるファイルは次のようになります。
C#の場合は拡張子が.csになります。Visual Studioのソリューション エクスプローラーに上記のうち1つしかファイルが表示されない場合は、Visual Studioのメニューから[プロジェクト]−[すべてのファイルを表示]を選択します。
Template1.vbには、テンプレートのクラス定義が作成されます。通常、このファイルを編集する必要はありません。
Template1.Designer.vbはTemplate1.vbの部分クラス(パーシャル クラス)です。このファイルにはテンプレートに配置したセクションやセルの定義、レイアウトの情報がソースコードとして保持されます。
Template1.resxはテンプレートのリソース ファイルです。このファイルはXML形式で、画像などのバイナリ、国際化のリソース、セルのロック状態やテーブルといった設計情報が保存されます。
これら3つのファイルは、フォームの場合と同じように1セットとして管理してください。
- Template1.vb
- Template1.Designer.vb
- Template1.resx
C#の場合は拡張子が.csになります。Visual Studioのソリューション エクスプローラーに上記のうち1つしかファイルが表示されない場合は、Visual Studioのメニューから[プロジェクト]−[すべてのファイルを表示]を選択します。
Template1.vbには、テンプレートのクラス定義が作成されます。通常、このファイルを編集する必要はありません。
Template1.Designer.vbはTemplate1.vbの部分クラス(パーシャル クラス)です。このファイルにはテンプレートに配置したセクションやセルの定義、レイアウトの情報がソースコードとして保持されます。
Template1.resxはテンプレートのリソース ファイルです。このファイルはXML形式で、画像などのバイナリ、国際化のリソース、セルのロック状態やテーブルといった設計情報が保存されます。
これら3つのファイルは、フォームの場合と同じように1セットとして管理してください。
コーディングとテンプレート ファイル
デザイナを使用せずにMultiRowのテンプレートを作成する(コーディングする)場合、テンプレート ファイルの作成は任意です。テンプレートは.NET Frameworkの継承クラスのため、デザイナを使用しない場合の実装方法に制約はありません。
一方、デザイナで作成されたテンプレート ファイルを手動で変更する場合は、慎重に作業してください。デザイナが対応していない記述方式や機能の場合、デザイナがクラッシュしたり、変更したコードが失われたりする恐れがあります。
一方、デザイナで作成されたテンプレート ファイルを手動で変更する場合は、慎重に作業してください。デザイナが対応していない記述方式や機能の場合、デザイナがクラッシュしたり、変更したコードが失われたりする恐れがあります。
テンプレート ファイルとソースコード管理ツール
テンプレート ファイルは、フォームと同じようにVisual BasicまたはC#のため、一般的なソースコード管理ツールで共有や差分の管理できます。ソースファイルの既定のエンコード形式がUnicode(UTF-8)であることに留意してください。