PowerTools MultiRow for Windows Forms 8.0J
スクロール

MultiRowは、グリッド上で指をスライドすることで画面をスクロールさせることができます。ここでは、タッチ操作によるグリッドのスクロール機能について解説します。

スクロール方向の設定
タッチ操作でスクロールできる方向はPanningModeプロパティで設定します。

PanningModeプロパティ None HorizontalOnly VerticalOnly HorizontalOrVertical Both
スクロール方向

GcMultiRow1.PanningMode = GrapeCity.Win.MultiRow.MultiRowPanningMode.Both
gcMultiRow1.PanningMode = GrapeCity.Win.MultiRow.MultiRowPanningMode.Both;
バウンドの動作
BoundaryFeedbackModeプロパティは、画面の端にスクロールが到達したときの動作を設定します。Splitは行セクション領域(列ヘッダセクション、列フッタセクションを除いた領域)がバウンドし、StandardはGcMultiRowコントロールが配置されているフォーム画面がバウンドします。

BoundaryFeedbackModeプロパティ Standard Split
バウンドの動作

GcMultiRow1.BoundaryFeedbackMode = GrapeCity.Win.MultiRow.BoundaryFeedbackMode.Split
gcMultiRow1.BoundaryFeedbackMode = GrapeCity.Win.MultiRow.BoundaryFeedbackMode.Split;
スクロールの動作
HorizontalScrollModeプロパティにCellが設定されている場合、および、VerticalScrollModeプロパティにRowが設定されている場合でも、タッチ操作によるスクロールはピクセル単位で移動します。この場合、画面から指を離すと、左上に表示されているセルがすべて表示されるようにスクロールの位置が移動します。
スクロールボタンでのスクロール
MultiRowでは、スクロールボタンを長押しすることで画面をスクロールすることができます。また、スクロールバーをスライドさせてスクロールすることもできます。

   
参照

 

 


© 2008-2015 GrapeCity inc. All rights reserved.