スクロール方向の設定
タッチ操作でスクロールできる方向はPanningModeプロパティで設定します。
PanningModeプロパティ | None | HorizontalOnly | VerticalOnly | HorizontalOrVertical | Both |
---|---|---|---|---|---|
スクロール方向 |
GcMultiRow1.PanningMode = GrapeCity.Win.MultiRow.MultiRowPanningMode.Both
gcMultiRow1.PanningMode = GrapeCity.Win.MultiRow.MultiRowPanningMode.Both;
バウンドの動作
BoundaryFeedbackModeプロパティは、画面の端にスクロールが到達したときの動作を設定します。Splitは行セクション領域(列ヘッダセクション、列フッタセクションを除いた領域)がバウンドし、StandardはGcMultiRowコントロールが配置されているフォーム画面がバウンドします。
BoundaryFeedbackModeプロパティ | Standard | Split |
---|---|---|
バウンドの動作 |
GcMultiRow1.BoundaryFeedbackMode = GrapeCity.Win.MultiRow.BoundaryFeedbackMode.Split
gcMultiRow1.BoundaryFeedbackMode = GrapeCity.Win.MultiRow.BoundaryFeedbackMode.Split;
スクロールの動作
HorizontalScrollModeプロパティにCellが設定されている場合、および、VerticalScrollModeプロパティにRowが設定されている場合でも、タッチ操作によるスクロールはピクセル単位で移動します。この場合、画面から指を離すと、左上に表示されているセルがすべて表示されるようにスクロールの位置が移動します。
スクロールボタンでのスクロール
MultiRowでは、スクロールボタンを長押しすることで画面をスクロールすることができます。また、スクロールバーをスライドさせてスクロールすることもできます。