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操作モードが標準または行モードのとき、ユーザーはセルに値を入力し編集することが可能です。セルが編集可能な状態(編集モード)になったときの操作について、解説します。
セルを非編集状態(非編集モード)から、編集モードにするには、既定ではアクティブセルにキーボードから入力を行うか、セルをダブルクリックします。
セルの編集を終了するには、編集中のセル上でEnterキーを押下するか、マウスクリック、左右矢印キー、Tabキー等で別のセルに移動します。セルの編集が終了するとき、検証機能が動作し、入力内容によりエラーが通知されます。
セルがアクティブになるときに編集モードにするには、FpSpread クラスのEditModePermanent プロパティをtrueに設定します。
EditModeReplace プロパティを使用すると、セルが編集モードになったときに、セル内の既存のテキストを選択した状態に設定することができます。
編集モードのときのセルの外観は、セル型のEditorCssClass プロパティにCSS設定を割り当てます。
ユーザーが編集を開始すると、クライアント側でEditStart イベントが、編集を終了するとEditStopped イベントが発生します。また、値が変更されるとDataChanged イベントが発生します。
なお、以下のクライアント側メソッドを使用して、セルの編集を開始、終了することも可能です。
次のサンプルコードは、ユーザーに常時入力を許可し、編集モードのセル内のテキストを選択状態にします。また、編集中のセルの文字配置を右寄せに変更します。