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操作モードが行モードのとき、指定のテンプレートを使用して、行全体の内容を編集することができます。次の図は、行データ全体が垂直方向にユーザーに表示され、フォーム下部には更新およびキャンセルボタンが表示されている例です。
行編集テンプレートは、ユーザーが行をダブルクリックすると表示されます。 これで、ユーザーはこの行のデータを編集できます。また、更新用のリンクボタンを押すと変更を確定でき、キャンセルリンクボタンを押すと変更を破棄できます。
また、行編集テンプレートは、XMLシリアル化をサポートします。 このため、カスタム編集テンプレートもSPREADとともに保存およびロードすることが可能です。
行編集テンプレートを有効にするには、SheetView クラスのEnableRowEditTemplate プロパティをtrueに設定します。また、操作モードを行モードに設定するため、OperationMode プロパティをOperationMode.RowModeに設定します。
次に、編集時に使用されるテンプレートを作成します。テンプレートはデザイン画面で作成します。このためには、「コントロールのプロジェクトへの追加」において、FpSpreadTemplateReplacement コントロールをあらかじめVisual Studioのツールボックスに追加する必要があります。
行編集テンプレートを作成する手順は以下のとおりです。
なお、この機能に関連するAPIメンバは次のとおりです。
次のサンプルコードは、行編集テンプレートを有効にします。
FpSpread1.ActiveSheetView.EnableRowEditTemplate = true; FpSpread1.EnableClientScript = true; FpSpread1.ActiveSheetView.OperationMode = FarPoint.Web.Spread.OperationMode.RowMode;
FpSpread1.ActiveSheetView.EnableRowEditTemplate = True FpSpread1.EnableClientScript = True FpSpread1.ActiveSheetView.OperationMode = FarPoint.Web.Spread.OperationMode.RowMode