MESCIUS SPREAD for ASP.NET 10.0J
[Tab]キーの処理

[Tab]キーの使用方法をカスタマイズできます。デフォルトでは、ユーザーは[Tab]キーを押すことでフォーカスを次のアクティブセルに移動でき、最終(右下隅)セルに到達すると先頭(左上隅)セルにもどります。また、[Shift]+[Tab]キーを押すことでフォーカスを1つ前のアクティブセルに移動でき、先頭(左上隅)セルに到達すると最終(右下隅)セルにもどります。

この動作は、次のようにカスタマイズできます。

前後のコントロールに移動

[Tab]キーにより、最終セルからSPREADの次のコントロールにフォーカスを移動できます。これには、FpSpread クラスMoveToNextCellThenControl プロパティをtrueに設定します。また、[Shift]+[Tab]キーにより、先頭セルからSPREADの1つ前のコントロールにフォーカスを移動できます。これには、FpSpreadクラスのMoveToPreviousCellThenControl プロパティをtrueに設定します。

次の図は、最終セルから[Tab]キーで次のコントロールにフォーカスが移動した様子を表しています。

 

次の図は、先頭セルから[Shift]+[Tab]キーで1つ前のコントロールにフォーカスが移動した様子を表しています。

サンプルコード

次のサンプルコードは、[Tab]キーの押下を無効にします。

FpSpread1.MoveToNextCellThenControl = true;
FpSpread1.MoveToPreviousCellThenControl = true;
//SPREADにフォーカスがないときは選択範囲をハイライト表示しない
FpSpread1.RetainSelectionBlock = false;                                 
FpSpread1.MoveToNextCellThenControl = True
FpSpread1.MoveToPreviousCellThenControl = True
'SPREADにフォーカスがないときは選択範囲をハイライト表示しない
FpSpread1.RetainSelectionBlock = False                                  

[Tab]キーの無効化

コントロールによる[Tab]キーの処理を無効化し、[Tab]キーによるアクティブセルの移動が行われないようにできます。これには、FpSpread クラスProcessTab プロパティをfalseに設定します。

サンプルコード

次のサンプルコードは、[Tab]キーの押下を無効にします。

FpSpread1.ProcessTab = false;        
FpSpread1.ProcessTab = False
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