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整数型セルを使用すると、ユーザーの数値入力を整数値だけに限定し、データを整数値として表示できます。
このセル型の作成や設定は、IntegerCellType クラスを使用して行います。
整数型セルの書式を設定するには、NumberFormat プロパティが参照するNumberFormat クラス を使用します。整数型セルは、標準の数値書式指定文字列が「Decimal("D"または"d")」に設定されてときと同等の動作となります。よって、通貨型セルに適用可能なNumberFormat クラスのメンバは以下のとおりです。
なお、通貨型セルは、編集時と表示時で異なる書式を設定できます。編集時の書式はEditMode プロパティを使用して設定します。
また、IntegerCellType クラスのMinimumValue プロパティやMaximumValue プロパティを使用して入力可能な最小値と最大値も設定できます。
次のサンプル コードは、整数型セルの入力範囲を設定する例です。
FarPoint.Web.Spread.IntegerCellType intcell = new FarPoint.Web.Spread.IntegerCellType(); intcell.MinimumValue = 1; intcell.MaximumValue = 10; intcell.ErrorMessage = "1から10までの値を指定して下さい"; FpSpread1.ActiveSheetView.Cells[1, 1].CellType = intcell;
Dim intcell As New FarPoint.Web.Spread.IntegerCellType() intcell.MinimumValue = 1 intcell.MaximumValue = 10 intcell.ErrorMessage = "1から10までの値を指定して下さい" FpSpread1.ActiveSheetView.Cells(1, 1).CellType = intcell