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マスク型セルは、正規表現で定義した有効値だけにセルの入力値を限定します。
このセル型の作成や設定は、RegExpCellType クラスを使用して行います。
マスク型セルに入力可能な書式を示す正規表現は、ValidationExpression プロパティで設定します。この正規表現にマッチしない文字列が入力されると、エラーが表示されます。
マスク型セルは、セルのデータを文字列として扱います。文字列以外のデータ型(たとえばDateTime型)を使用している場合、文字列に変換してセルに設定する必要があります。
次のサンプルコードは、マスク型セルに電話番号の書式を示す正規表現を設定する例です。
FarPoint.Web.Spread.RegExpCellType rgex = new FarPoint.Web.Spread.RegExpCellType(); rgex.ValidationExpression = "^\d{3}-\d{2}-\d{4}$"; rgex.ErrorMessage = "SSN (ex, 123-45-6789)"; FpSpread1.ActiveSheetView.Cells[0, 0].CellType = rgex;
Dim rgex As New FarPoint.Web.Spread.RegExpCellType() rgex.ValidationExpression = "^\d{3}-\d{2}-\d{4}$" rgex.ErrorMessage = "SSN (ex, 123-45-6789)" FpSpread1.ActiveSheetView.Cells(0, 0).CellType = rgex