SPREAD for ASP.NET 10.0J パフォーマンスガイドライン > 高速化のための10のTips > 出力されるHTMLのデータ量を減らす方法 > 3. スタイル設定にCssClassを使用する |
コントロールのRenderCssClassプロパティをTrueに設定すると、コントロールはCSSスタイルを使用します。この場合、コントロールはスタイル関連の設定を含むCSSClassを生成し使用しますので、全てのセルで個別にスタイル関連のHTMLが出力されず、HTMLの量を抑えることができます。
以下に、スタイルの描画をCSSスタイル/インラインスタイル属性を使用した場合の、HTMLタグの構造の違い、HTMLタグの出力バイト数および描画時間を示します。
スタイルの描画:CSSスタイル | スタイルの描画:インラインスタイル属性 | |
---|---|---|
共通設定 | ・行数:100行 ・列数:100列(標準型セル) | |
タグ構造 |
スタイルは"s0s2"というclassで一箇所に定義 |
スタイルはそれぞれのtdタグ内で定義 |
バイト数 | 129KB | 498KB |
描画時間 |
アプリケーション側で宣言したCssClassを使用したい場合、各セル型で提供されるCssClassプロパティを使用する方法があります。以下の例では、"myCell"がアプリケーション側で宣言したCssClassです。
GeneralCellType gc = new GeneralCellType(); gc.CssClass = "myCell"; FpSpread1.RenderCSSClass = true; FpSpread1.Sheets[0].Columns[0].CellType = gc;
Dim gc As New GeneralCellType() gc.CssClass = "myCell" FpSpread1.RenderCSSClass = True FpSpread1.Sheets(0).Columns(0).CellType = gc