GrapeCity SPREAD for Windows Forms 11.0J 移行ガイド
その他の設定のインポート

SPREAD COM と SPREAD for Windows Forms にはこの他にも、SPREAD COM ファイルのインポート時に扱いの異なる設定がいくつかあります。その他の違いは次のとおりです。

設定 違い インポート処理方法
ActiveSheet SPREAD for Windows Forms では ActiveSheetIndex が使用されます。 このプロパティはインポートされません。
ClipboardOptions プロパティの設定 SPREAD COM の ClipboardOptions プロパティには、SPREAD for Windows Forms よりも多数の設定値が存在します。 SPREAD for Windows Forms で未対応の SPREAD COM の設定は無視されます。SPREAD for Windows Forms ではこのプロパティをリセットする必要があります。
ColHidden SPREAD for Windows Forms はこの代わりに、ColHidden プロパティとは逆の機能を持つ Column.Visible プロパティ(または SheetView.ColumnVisible)を提供します。 SPREAD COM の設定はインポートされ、Visible プロパティの値として解釈されます。たとえば、SPREAD COM で列の ColHidden プロパティを True に設定していた場合、SPREAD for Windows Forms では Visible プロパティが False に設定されます。
Print 関連プロパティ SPREAD for Windows Forms では異なるプロパティが使用されます。 これらの設定はエクスポートされません。
TwoDigitYearMax プロパティの設定 SPREAD for Windows Formsでは、これはコントロールレベルのプロパティではなく、セルレベルのプロパティとして設定されます。 SPREAD COM の設定は無視されます。SPREAD for Windows Forms ではこのプロパティをリセットする必要があります。


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