セルおよび列に対してセル型を設定できます。設定できるセル型の詳細は「セル型」を参照してください。

セル型を設定するにはセルおよび列がそれぞれ提供する CellType プロパティを設定します。

設定の継承と優先度

セルは列に対するセル型の設定を継承します。ただし、セルに対する設定が列に対する設定よりも優先されます。そのため、セルと列に異なるセル型が設定された場合、セルに対する設定が有効となります。

セル型の確認

セルの InheritedCellType プロパティで実際にセルで有効なセル型を確認できます。セルと列に異なるセル型が設定された場合、最終的にセルで有効な設定を取得できます。

セル型の設定を更新

実行時やイベント発生時にセル型のプロパティを変更する場合、各セル型のUpdateProperties メソッドを実行する必要があります。

次のサンプルコードは、Buttonコントロールのクリックイベントでテキスト型セルの書式を変更します。

private void Button_Click(object sender, RoutedEventArgs e)
{
    TextCellType tc = gcSpreadGrid1.Columns[0].CellType as TextCellType;
    tc.Format = "a";
    tc.UpdateProperties();
}

Private Sub Button_Click(sender As Object, e As RoutedEventArgs)
    Dim tc As TextCellType = GcSpreadGrid1.Columns(0).CellType
    tc.Format = "ａ"
    tc.UpdateProperties()
End Sub

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