列幅の自動調整

既定では、ユーザーによる列幅の自動調整が有効です。マウスを列ヘッダの境界線に移動するとマウスポインタがリサイズを表す形状に変わります。この状態でダブルクリックすると、列のなかで最も長い内容にあわせて列幅が調整されます。

列幅の自動調整

ユーザーによる列幅の自動調整をすべての列に対して無効にするには、コントロールの CanUserAutoFitColumns プロパティを設定します。特定の列に対して無効にするには、列の CanUserAutoFit プロパティを設定します。

ヘッダテキストを対象に含めた自動調整

列ヘッダのテキストを自動調整の対象に含めることができます。コントロールの AutoFitType プロパティを設定します。

ユーザーによる操作ではなく、コーディングで自動調整を実行できます。コントロールの AutoFitColumns メソッドを使用します。

列幅の自動調整機能は、表示されているセルのみが対象です。スクロールしないと見れないセルは自動調整の対象にはなりません。

列幅の自動調整機能は、セルを結合した場合には自動調整の対象にはなりません。

次のサンプルコードはユーザーによる列幅の自動調整をすべての列で無効に設定します。

XAML	コードのコピー
<sg:GcSpreadGrid CanUserAutoFitColumns="False"/>

次のサンプルコードはコーディングで２列目および３列目の列幅を自動調整します。

C#	コードのコピー
gcSpreadGrid1.AutoFitColumns(new int[]{1,2});

Visual Basic	コードのコピー
GcSpreadGrid1.AutoFitColumns(New Integer() {1, 2})