既定では、ユーザーによる列幅の変更が有効です。ユーザーがマウスを列ヘッダの境界線に移動すると、マウスポインタがリサイズを表す形状に変わり、ドラッグ＆ドロップで列幅を変更できます。
上の図のように、列幅の変更中に値をツールチップで表示できます。ShowResizeTip プロパティを設定します。
ユーザーによる列幅の変更をすべての列に対して無効にするには、コントロールの CanUserResizeColumns プロパティを設定します。特定の列に対して無効にするには、列の CanUserResize プロパティを設定します。
イベント
ユーザーにより列幅が変更されると、次のイベントが発生します。
| イベント | 説明 |
|---|---|
| BeginResize | 列幅の変更を開始したときに発生します。 |
| ResizeEnded | 列幅の変更を終了し、マウスボタンが離されたときに発生します。 |
列幅が変更されている場合は、イベントパラメータのResizeDirection プロパティには、 Columnsが設定されます。マウスによってドラッグされている列はResizeItem から取得できます。
サンプルコード
次のサンプルコードはユーザーによる列幅の変更をすべての列で無効にします。
| XAML |
コードのコピー |
|---|---|
<sg:GcSpreadGrid CanUserResizeColumns="False"/> | |
次のサンプルコードはユーザーによる列幅の変更を２列目に対して無効にします。
| C# |
コードのコピー |
|---|---|
gcSpreadGrid1.Columns[1].CanUserResize = false; | |
| Visual Basic |
コードのコピー |
|---|---|
GcSpreadGrid1.Columns(1).CanUserResize = False | |
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