GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J
行の追加/挿入

コントロールには単一または複数の行を追加、および任意の位置に挿入できます。

行の追加と挿入

コントロールの Rows プロパティで行のコレクションを参照し、行を追加するには AddUnboundRowメソッド、位置を指定して行を挿入するには InsertUnboundRow メソッドを使用します。

コントロールがデータソースに連結されている場合、AddUnboundRow および InsertUnboundRow メソッドは、データソースに非連結な行を追加します。新しい行をデータソースに追加する方法については「新規行」を参照してください。

イベント

列の追加、挿入が行われるとコントロールのRowCollectionChangedイベントが発生します。AddUnboundRowあるいはInsertUnboundRowメソッドにより追加や挿入が行われる場合は、イベントパラメータのActionプロパティに、Addが設定されます。

コントロールがデータソースに連結されている場合は、Resetが設定されます。

追加された行数、変更が発生したインデックスなどもイベントパラメータSpreadCollectionChangedEventArgsクラスから取得できます。

サンプルコード

次のサンプルコードは2行目に3行挿入します。

C#
コードのコピー
gcSpreadGrid1.Rows.InsertUnboundRow(1, 3);

Visual Basic
コードのコピー
GcSpreadGrid1.Rows.InsertUnboundRow(1, 3)

次のサンプルコードは最後に3行追加します。

C#
コードのコピー
gcSpreadGrid1.Rows.AddUnboundRow(3);

Visual Basic
コードのコピー
GcSpreadGrid1.Rows.AddUnboundRow(3)

イベント

行の追加や挿入、または削除や移動が行われると、コントロールのRowCollectionChangedイベントが発生します。イベントパラメータのSpreadCollectionChangedEventArgsクラスのメンバから、追加、削除、移動などのアクション、変更が行われた行のインデックスなどの情報を取得することができます。

次のサンプルコードは、行の追加を検出する例です。

C#
コードのコピー
private void gcSpreadGrid1_RowCollectionChanged(object sender, SpreadCollectionChangedEventArgs e)
{
    if (e.Action == GrapeCity.Windows.SpreadGrid.CollectionChangedAction.Add)
    {
        label1.Content = e.Count + "行追加されました。";
    }
}

Visual Basic
コードのコピー
Private Sub GcSpreadGrid1_RowCollectionChanged(sender As Object, e As SpreadCollectionChangedEventArgs) Handles GcSpreadGrid1.RowCollectionChanged
    If e.Action = GrapeCity.Windows.SpreadGrid.CollectionChangedAction.Add Then
        label1.Content = e.Count + "行追加されました。"
    End If
End Sub

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