Imageコントロール、TextBoxコントロールに用意されている「データの可視化」という式を使用することで、Microsoft Excelの「条件付き書式」のように、データをバーグラフなどの形で表示することができます。Imageコントロール、Textboxコントロールのプロパティにリンクされているダイアログから、様々なデータ可視化を実現することができます。
画像によるデータ可視化
データをアイコン画像やバーグラフの形で可視化するには、TextBoxコントロールの BackgroundImage.Valueプロパティや、ImageコントロールのValueプロパティを使用します。詳細については、以下のトピックを参照してください。
- アイコン
- データに合わせてアイコン画像を設定し、表示することができます。製品に付属している標準のアイコンセットのほかに、独自のアイコンセットも使用可能です。
- レンジバー
- 数値データの大きさに合わせて、コントロール内にバーを表示します。
- プログレスバー
- 2つのデータを、コントロール内に2本のバーを重ねた形で表示します。予算と実績など、比較が必要なデータの可視化に便利です。
- データバー
- 数値データの大きさに合わせて、コントロールを塗りつぶす形でバーを表示します。
- グラデーション
- グラデーションは、他の色に移り変わるような形で表示されます。
- ハッチ
- ハッチは、幾何学的なストライプの背景を表示します。
背景色によるデータ可視化
数値データの大きさに合わせて、コントロールの背景色をグラデーション表示するには、TextBoxコントロールのBackgroundColorプロパティを使用します。詳細については、以下のトピックを参照してください。
- カラースケール2
- データ値の大きさに合わせて、テキストボックスの背景色を2色の間でグラデーション表示します。
- カラースケール3
- データ値の大きさに合わせて、テキストボックスの背景色を3色の間でグラデーション表示します。