PowerTools MultiRow for Windows Forms 8.0J
データ変更の監視

Modifiedプロパティを使用してグリッドの内容が変更されたかどうかを調べることができます。グリッド内のいずれかの値がエンドユーザーによって変更されると、GcMultiRow.ModifiedプロパティがTrueに設定されます。また、Section.Modifiedプロパティを使用してセクション単位(列ヘッダセクション、行、列フッタセクション)でも変更状態を確認できます。
データ変更の検出ルール
GcMultiRow.ModifiedプロパティとSection.Modifiedプロパティは、データが変更された場合に以下のルールに従ってお互いの値を変更します。
  • Section.ModifiedプロパティにTrueが設定された場合、GcMultiRow.ModifiedプロパティはTrueに変更されます。
  • Section.ModifiedプロパティにFalseが設定された場合、GcMultiRow.Modifiedプロパティは現在の値を保持します。
  • GcMultiRow.ModifiedプロパティにTrueが設定された場合、Section.Modifiedプロパティは現在の値を保持します。
  • GcMultiRow.ModifiedプロパティにFalseが設定された場合、すべてのSection.ModifiedプロパティはFalseに変更されます。

サンプルコード
次の例は、Modifiedプロパティの基本的な使い方です。
If GcMultiRow1.Modified = True Then
    Console.WriteLine("グリッドの内容は変更されています。")
End If
if (gcMultiRow1.Modified == true)
{
    Console.WriteLine("グリッドの内容は変更されています。");
}
   
参照

 

 


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