セルのリサイズ
Cell.ResizeModeプロパティがHorizontalのとき、ユーザーはそのセルの左右の端をドラッグしてセルの幅を変更できます。このとき、他のセルのサイズや位置は自動的に調整されます。Verticalのときは上下の端をドラッグしてセルの高さを変更できます。Bothの場合はその両方が有効です。Noneの場合はエンドユーザーはそのセルをリサイズできません。
既定の設定では、HeaderCellはBoth、ColumnHeaderCellはHorizontal、RowHeaderCellはVertical、それ以外のセル型はNoneに設定されています。
リサイズの操作をキャンセルするには、リサイズ中にマウスの右ボタンをクリックするか[Esc]を押下します。
既定の設定では、HeaderCellはBoth、ColumnHeaderCellはHorizontal、RowHeaderCellはVertical、それ以外のセル型はNoneに設定されています。
リサイズの操作をキャンセルするには、リサイズ中にマウスの右ボタンをクリックするか[Esc]を押下します。
コーディングによるリサイズ
セルを水平方向にリサイズするには、Cell.HorizontalResizeメソッドを使用します。垂直方向にはCell.VerticalResizeメソッドを使用します。
次のコードは、現在のセルのサイズを10ピクセルずつ増加します。
セルのサイズを絶対値で指定するには、Cell.WidthプロパティやCell.Heightプロパティの戻り値を使用します。
次のコードは、現在のセルのサイズを10ピクセルずつ増加します。
Imports GrapeCity.Win.MultiRow If GcMultiRow1.CurrentCell IsNot Nothing Then GcMultiRow1.CurrentCell.HorizontalResize(10) GcMultiRow1.CurrentCell.VerticalResize(10) End If
using GrapeCity.Win.MultiRow; if (gcMultiRow1.CurrentCell != null) { gcMultiRow1.CurrentCell.HorizontalResize(10); gcMultiRow1.CurrentCell.VerticalResize(10); }
セルのサイズを絶対値で指定するには、Cell.WidthプロパティやCell.Heightプロパティの戻り値を使用します。
Imports GrapeCity.Win.MultiRow Dim TargetCell1 As Cell = GcMultiRow1.CurrentCell If TargetCell1 IsNot Nothing Then Dim newWidth As Integer = 300 Dim offset As Integer = newWidth - TargetCell1.Width TargetCell1.HorizontalResize(offset) End If
using GrapeCity.Win.MultiRow; Cell targetCell1 = gcMultiRow1.CurrentCell; if (targetCell1 != null) { int newWidth = 300; int offset = newWidth - targetCell1.Width; targetCell1.HorizontalResize(offset); }
GcMultiRowコントロールのリサイズにあわせたセクションの拡張
GcMultiRow.AllowAutoExtendプロパティをTrueに設定すると、セクションがGcMultiRowの幅に自動的に拡張されます。このとき、セクションの右端に接しているセルも一緒に横幅が拡張されます。