3.0Jで追加された機能

ここではバージョン3.0Jで追加された機能を記載します。

バージョン 3.0J で追加された機能

【全般】

ASP.NET AJAX（に対応しました。
初期表示で読み込む行数を制限し、シートのスクロールに合わせてAJAXによるコールバックでデータを取得するロードオンデマンド機能が追加されました。「ロードオンデマンド」をご覧ください。
ドラッグ & ドロップによる列移動が可能です。「列の移動」をご覧ください。
グループ化機能が追加されました。「グループ化」をご覧ください。
セルの外観を指定した条件に合わせて設定する条件付書式が追加されました。「セルの条件付き書式」をご覧ください。
新しい操作モードMultiSelect、およびExtendedSelectモードが追加されました。「操作モード」をご覧ください。
新しいページモードSliderモードが追加されました。PagerMode 列挙体のSliderを指定してください。
ページナビゲーションのリンクボタンに従来の「次のページに移動」「前のページに移動」に加え、「最後のページに移動」「最初のページに移動」が追加されました。
指定したタグを持つセルを検索するGetCellFromTag メソッド、列を取得するGetColumnFromTag メソッド、および行を取得するGetRowFromTag メソッドが追加されました。
ロックされたセルの文字色、および背景色を設定するLockForeColor プロパティ、およびLockBackColor プロパティが追加されました。
アクティブセルを背景色ではなくセルの周囲に罫線を表示することで通知するShowFocusRectangle プロパティが追加されました。
セルのマージ範囲を取得するGetMergeCell メソッド、およびGetMergeCells メソッドが追加されました。
行のソート順序を初期化するResetViewRowIndexes メソッド、列の移動順序を初期化するResetViewColumnIndexes メソッドが追加されました。
CssClass プロパティがTabInfo、およびPagerInfo クラスに追加されました。

【セル型】

コンボボックス型セルにデータソースを連結することができます。DataSourceプロパティまたはDataSourceID プロパティを使用します。
テキスト型セルにTextBoxを表示するShowEditor プロパティが追加されました。

【クライアント側スクリプト】

キーに特定の動作を関連付けるAddKeyMap メソッドが追加されました。
アクティブセルを移動するMoveToFirstColumn（先頭列に移動する）、MoveToLastColumn（最後の列に移動する）、MoveToNextCell（次のセルに移動する）、MoveToPrevCell（1つ前のセルに移動する）、MoveToNextRow（次の行に移動する）、MoveToPrevRow（1つ前の行に移動する）メソッドが追加されました。
指定したセルが表示されるようにシートをスクロールするScrollTo メソッドが追加されました。
全体の行数を取得するGetTotalRowCount メソッド、全体のページ数を取得するGetPageCount メソッドが追加されました。
コールバック時にページをロックしない非同期モードが追加されました。CallBackStart イベントでイベント引数asyncをtrueに設定します。
ドラッグ&ドロップによる列移動に関して、ColumnDragMove イベント、およびColumnDragMoveCompleted イベントが追加されました。
ユーザーが行の高さ、列の幅を変更した際に発生するRowHeightChanged イベント、およびColWidthChanged イベントが追加されました。

【インポート／エクスポート】

テキストファイルの出力時、セル区切り文字を必ず出力するSaveTextFileRange メソッドが追加されました。
OpenXML（.xlsx）形式ファイルのインポート・エクスポートをサポートします。

【数式】

COLUMN、ROW、および VALUEの３種類の関数が追加されました。追加された関数はこちらをご覧ください。
指定した数式から期待した結果を取得するための値を求めるGoalSeek メソッドが追加されました。