バージョン 10.0J で追加された機能
【全般】
- クライアントの動作環境としてiPhoneに対応しました。
- クライアントの動作環境としてSafari for iOS 11に対応しました。
- サーバーのクラウド環境としてMicrosoft Azure Web Appsに対応しました。
- Visual Studio 2017、.NET Framework 4.7/4.7.1での利用に対応しました。
- シートに画像を配置できます。また、シート上の画像は、Excelファイルとのインポート/エクスポートに対応しています。詳しくは「シートへのイメージの追加」を参照してください。
- Excelの「ブックの保護」と同様に、シート構成を保護するパスワードを設定できます。この設定は、Excelファイルへのエクスポートにも対応しています。本機能を使用するにはSetProtect メソッドを使用します。
- ユーザーが、[Tab]キーで最終セルからSPREADの次のコントロールに、[Shift]+[Tab]キーで先頭セルからSPREADの前のコントロールにフォーカスを移動できます。詳しくは「[Tab]キーの処理」を参照してください。
- fp_clientフォルダに含まれるスクリプト/画像ファイルが製品アセンブリに組み込まれ、サーバー側で自動的に展開されるようになりました。運用環境での仮想フォルダの設定や、手動でのfp_clientフォルダの配布を行うことなくアプリケーションを実行できます。
【移行ツール】
- バージョン5.0J/7.0Jで作成したプロジェクトを移行する際、8.0J以降で変更されたデフォルトスタイルに切り替わることなく旧スタイルを維持したまま移行できるオプションが追加されました。詳しくは「旧バージョンからの移行」を参照してください。
【SPREADデザイナ】
- SPREADデザイナで条件付き書式を設定できます。
【表示】
- Excel 2016スタイルのシートスキンが追加されました。DefaultSkinsクラスのOffice2016Colorful、およびOffice2016DarkGrayが、それぞれOfficeテーマのカラフル、および濃い灰色に対応します。
※Office2016Whiteは、従来提供されてきたOffice2013と同等です。
【セル型】
- マルチカラムコンボボックス型セルで入力された値に応じて、一覧に表示する項目をフィルタリングできます。詳しくは「マルチカラムコンボボックス型セル」を参照してください。
【数式】
【チャート】
【インポート/エクスポート】
- シートに配置した画像、およびイメージ型セルに表示した画像のExcelファイルへのエクスポートが可能になりました。また、Excelファイルに含まれる画像のインポートにも対応しました。
- フォームコントロール/マクロなどのSPREADがサポートしていない機能がExcelファイルに含まれている場合、それらを維持したままExcelファイルのインポート/エクスポートが可能です。SPREADではこれらの機能は有効になりませんが、キャッシュすることでデータを失うことなくエクスポートできます。
- コンボボックス型セルのデータのみをExcelファイルにエクスポートできます。本機能を使用するにはSaveExcel メソッド/SaveExcelToResponse メソッド呼び出し時にExcelSaveFlags 列挙体のComboDataOnlyを指定します。
- Excelファイルのインポート時にページング機能を無効にできます。本機能を使用するにはOpenExcel メソッド呼び出し時にExcelOpenFlags 列挙体のNoPagingを指定します。
- PDFファイルへのエクスポート時にパスワードを設定できます。詳しくは「PDFセキュリティオプションの設定」を参照してください。
【印刷】
- ヘッダおよびフッタにシート名を挿入する制御コマンドが追加されました。詳しくは「ヘッダおよびフッタの設定」の制御コマンド一覧を参照してください。
【タッチ操作】
- 行または列ヘッダ領域のタップで表示されるタッチツールバーに、行または列の挿入、削除、非表示または再表示のメニュー項目が追加されました。詳しくは「タッチツールバー」を参照してください。
- 整数型セル、倍精度型セル、通貨型セル、パーセント型セルで数値パッドを表示できます。詳しくは「数値セルにテンキーを表示」を参照してください。
【クライアント側スクリプト】
バージョン 10.0J SP7 で追加された機能
【全般】
旧バージョンで追加された機能については以下のページを参照してください。
関連トピック