ここではバージョン 7.0Jで追加された機能を記載します。
バージョン 7.0J で追加された機能
【全般】
- タッチデバイス上でも快適な操作を実現するための機能を提供します。詳しくは「タッチ操作」を参照してください。
- ClientIDModeに対応しました。ClientIDMode プロパティにより、描画時にどのようにクライアントIDを生成するべきか(親名前付けコンテナーの ID 値とコントロールの ID 値を連結するかどうかなど)を設定することができます。
- SPREADを配置したページを表示する際のサーバー側処理時間を改善しました。
- セル単位でEncodeValue プロパティを設定し、読み取り専用セルでHTML タグをセルに埋め込めるようになりました。
- デザイナでもカスタマイズ可能なコンテキストメニューが追加されました。「コンテキストメニュー」をご覧ください。
- 1レコードのデータを複数行で表示する行テンプレート機能において、列ヘッダとデータ領域にそれぞれ異なるテンプレートを指定できるようになりました。
- テキストボックスと「指定の値を含む」などの条件が定義されたドロップダウンリストを使用したフィルタリングが可能になりました。「条件フィルタリング」をご覧ください。
- 表示する値をチェックボックスで選択するExcel2010のようなフィルタリングが可能になりました。「Excelフィルタリング」をご覧ください。
- セル内に縦棒/折れ線/勝敗のチャートを表示させ、隣接データの傾向を視覚的に表現するスパークライン機能が追加されました。「スパークライン」をご覧ください。
- 条件付き書式機能が強化され、データバー、カラースケール、アイコンセットを使用してデータの比較や分布状況、ランクなどを視覚的に表現することができるようになりました。「ルールによる条件付き書式」をご覧ください。
- SPREADはユーザーエージェント(ブラウザーモード)を検出し、自動的に適切なレンダリングを行います。DocumentMode プロパティを使用することでSPREADがどのブラウザーモードでレンダリングされるかを設定することができるようになりました。
【編集】
- InputMan for ASP.NETを使用した入力検証を行うことができるようになりました。「InputManを使用した検証」をご覧ください。 InputMan for ASP.NETの検証コントロールを使用するにはInputMan for ASP.NETのライセンスが別途必要です。
- 通貨、日付時刻、倍精度、整数型セルの EditorCssClass プロパティにて、編集中セルのCssClassを設定することが可能になりました。
- 通貨、日付時刻、倍精度、標準、整数、パーセント、マスク、テキスト型セルの EditMode プロパティにて、NumberFormatInfoやDateTimeFormatInfoを使用して編集中セルの書式を設定することができるようになりました。 設定した書式はセルの編集開始時、終了時に自動的に適用されます。
- セル単位でImeMode プロパティを設定することが可能になりました。セルを編集することなく、セルが移動した際にIMEモードが変更されます。
【ロードオンデマンド/ページング】
【インポート/エクスポート】
- Excelファイルのインポート/エクスポート処理、PDFファイルのエクスポート処理時間が改善されました。
- 行のPageBreak プロパティや列のPageBreak プロパティにてExcelの改ページ設定のインポート、エクスポートが可能になりました。
- 条件付書式が含まれるExcelファイルをインポートする際、旧形式の条件付書式設定でインポートするUseOldConditionalFormatがExcelOpenFlags 列挙体に追加されました。
- SPREADのExcelインポート/エクスポート機能がExcel2013にも対応しました。(SPREADがサポートしているのはBIFF8形式(.xls)とOpenXML形式(.xlsx)のファイルです)
【クライアント側スクリプト】
関連トピック