GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J
構成要素と親子関係

コントロールは、次の図のように、コーナー ヘッダ、列ヘッダ、行ヘッダ、コンテンツの4つの領域で構成されています。

スタイル

グリッドコントロール(GcSpreadGrid)の単位(Height, Width)は、ピクセルです。

ヘッダ領域

コーナーヘッダ、列ヘッダ、行ヘッダのヘッダ領域は、見出しとして静的なデータを表示するために使用します。ユーザーは、ヘッダ領域のデータを編集することはできません。

次のツリーは、ヘッダ領域を構成する要素と、各要素の親子関係を表しています。それぞれの要素に対して背景色など外観を設定できます。

(ヘッダ既定の外観)

        |- 交互の行(「1行おきに背景色 」を参照してください。)

            |- 列

                |- グループ ヘッダ/フッタ(行ヘッダのみ。GroupHeaderFooter.RowHeader プロパティ)

                    |- 行

                        |- 新規行(行ヘッダのみ。「新規行」を参照してください。)

                            |- セル

コンテンツ領域

コンテンツ領域は、動的なデータを表示するために使用します。ユーザーは、コンテンツ領域のデータを編集することができます。

次のツリーは、コンテンツ領域を構成する要素と、各要素の親子関係を表しています。それぞれの要素に外観、セル型(セル/列に対して設定可能)、ロック(セル/行/列に対して設定可能)、入力規則(セル/列に対して設定可能)を設定できます。

(コンテンツ領域既定の設定)

        |- 交互の行(「1行おきに背景色 」を参照してください。)

            |- 列

                |- グループ ヘッダ/フッタ

                    |- 行

                        |- 新規行(「新規行」を参照してください。)

                            |- セル

スタイル設定時の親子関係については、「セルへのバインディング」を参照してください。

要素の親子関係

上のツリーで表したように、領域を構成する要素は互いに親子関係にあります。「子」の要素は、既定で「親」の要素の設定を継承します。例えば、行に背景色を設定すると、その行に含まれるセルにも同じ背景色が適用されます。また、「子」の要素に対する設定は、「親」から継承した設定よりも優先されます。例えば、セルに背景色を設定すると、行から継承した背景色は上書きされます。

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