GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J > 開発者ガイド > 製品について > 2.0Jの新機能 |
ここでは、バージョン 2.0Jで新たに追加された機能と変更点について解説します。
以下の新環境に対応しました。
フィルタリング機能を以下のように強化しました。詳細については「フィルタリング」を参照してください。
固定行をソートの対象外とするSortIgnoreFrozenRows プロパティを追加しました。
ドラッグフィル機能を以下のように強化しました。詳細については「セルのドラッグフィル」を参照してください。
セルの値が変更される直前および変更されたあとに発生するCellValueChanging、CellValueChanged イベントと、これらのイベントの発生を抑制するCanReceiveCellEvents プロパティを追加しました。詳細については「編集とイベント」を参照してください。
アクティブセルの外観を設定する ActiveCellBackground、ActiveCellBackgroundUnfocused、ActiveCellForeground、ActiveCellForegroundUnfocusedプロパティを追加しました。詳細については「アクティブセルの外観」「コントロールが非アクティブ時のスタイル」を参照してください。
指定の文字列からその値を持つセルを検索するSearch メソッドを追加しました。詳細については「セルの検索」を参照してください。
選択範囲の背景色の透過率を設定するSelectionBackgroundOpacity プロパティを追加しました。詳細については「選択範囲の外観」を参照してください。
ヘッダセルのマウスホバー時の背景色文字色を設定するMouseOverBackground、MouseOverForeground およびHighlightMouseOverBackground プロパティを追加しました。詳細については「ヘッダセルの外観」を参照してください。
セルレベルへのデータバインディングをサポートしました。詳細については「セルへのバインディング」を参照してください。
条件付き書式や名前付きスタイル、および交互行スタイルで使用する StyleInfo クラスにFocusable およびLocked プロパティを追加しました。
マウスポインタの形状をExcelのような十字型に表示できるUseCruciformCursor プロパティを追加しました。詳細については「マウスポインタ」を参照してください。
Office 2013/2016のスタイルに対応したテーマを追加しました。詳細については「テーマ」を参照してください。
大量のデータが連結されている際の、ペースト/カット/クリア操作のパフォーマンスを改善しました。
Excel 2010以降で追加された120種の数式を追加しました。SPREAD for WPF 2.0Jに搭載される数式の数は 448 となります。追加された関数の一覧は「2.0Jで追加された関数」を参照してください。
SUBTOTAL関数およびグループ集計で使用するAggregationType 列挙体に非表示の値を無視する集計方法を追加しました。詳細2.0Jで追加された関数については「グループ集計の基本」を参照してください。
Excelファイルへ出力するSaveExcelメソッドに、パフォーマンスを重視したオーバーロードを追加しました。詳細については「Excel ファイルの出力」を参照してください。
セルの表示テキストがExcelのセルの最大長(32,768バイト)を超えている場合、Excelファイルへ出力すると最大長に自動カットされるよう、動作を改善しました。
フィルタリングドロップダウンリストの既定の外観が変更されました。旧バージョンでの外観を適用する方法については、「フィルタボタンとドロップダウンリスト」の「旧型式フィルタリングドロップダウンリスト」を参照してください。
結合セルのコピー&ペーストの動作が変更されました。詳細については、ナレッジベース「コピーしたセル範囲の値を、結合されたセルに貼り付ける場合の動作について」を参照してください。