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ActiveReports 11.0J Serverには数多くの新機能が追加されています。また、帳票エンジンとして内包するActiveReports for .NET 11.0Jの新機能も使用可能です。詳細はActiveReports for .NET 11.0Jの製品ヘルプの「新機能」を参照してください。
ActiveReports ServerのHTML5 WEBデザイナは、HTML5/JSテクノロジースタックに基づいて設計されたデザイナです。高性能でありながら直観的なユーザーインタフェースを備えており、ユーザーはブラウザ上でレポートの作成・編集が可能になります。詳細については、「HTML5 WEBデザイナクイックガイド」を参照してください。
HTML5 WEBデザイナでレポートを作成する際のひな形となるテンプレートの定義ファイル管理する機能が追加されました。管理者は「テンプレートのアップロード」ボタンからテンプレートとなるレポート定義ファイルをアップロード、または「テンプレートとして設定」ボタンを使用して、アップロード済みのレポート定義ファイルをテンプレートに変換することができます。詳細については、「テンプレートの管理」を参照してください。
HTML5 WEBデザイナで作成するレポートの外観を向上するために「スタイル」と「テーマ」を提供します。スタイルは個々のレポートコントロールのルック&フィールを変更し、テーマはレポートの全体的な外観を決定します。詳細については、「テーマとスタイルの管理」を参照してください。
HTML5ビューワでプレビューしたレポートを、宛先など必要な情報を入力してE-mailでリンクまたは添付ファイルとして直接送信できます。詳細については、「E-mailでレポートの送信」を参照してください。
スケジュールページに追加された[テスト実行]ボタンをクリックして、スケジュールされたタスクをオンデマンドで即時実行できます。タスクの実行が完了したら、[履歴]タブで結果が表示されます。詳細については、「レポートのスケジュール」を参照してください。
利用者ポータルでのスケジュール配信の設定が改善されました。スケジュールタスクのスケジュールテンプレートを変更する場合に、「配信種別」オプションが同じであれば、その他の配信オプションの設定を維持します。また、新しく追加されたスケジュールタスクの「スケジュールのコピー」ボタンの使用によって、既存のスケジュールタスクの設定を使用して簡単に新しいスケジュールタスクを作成することができます。詳細については、「レポートのスケジュール」を参照してください。
管理者ダッシュボードのサイト設定ページに「すべてのレポートを処理する」および「データが0件のレポートは処理しない」の設定が追加されました。この設定を使用することでデータが0件の場合のスケジュール実行を制御することができます。詳細については、「サイト設定」を参照してください。
スケジュールテンプレートに以下の機能が追加されました。詳細については、「スケジュールの管理」を参照してください。
HTML5ビューワに、すべてのページを連続(スクロール可能な形式)で表示できる[連続ページ]表示モードが追加されました。[連続ページ]表示モードはデスクトップまたはモバイルUIの両方で利用することができます。 詳細については、「HTML5ビューワでのレポートのプレビュー」を参照してください。
HTML5ビューワ上でドリルダウンや並べ替えなどのような対話的な機能を使用した場合のパフォーマンスが改善されました。
ActiveReports Serverのサーバー共有データソースに、[実行] および[実行とデータセットの作成]のパーミッションが追加されました。
[実行]のパーミッションを持つユーザーは、このデータソースを使用したレポートを表示することができます。[実行とデータセットの作成]パーミッションを持つユーザーは、レポートの表示に加え、このサーバー共有データソースをベースとした埋め込みデータセットを使用したレポートを作成または、編集することもできます。詳細については、「データソースの管理」および「パーミッションの管理」を参照してください。
いくつかのサンプルのデータソースとデータセットが追加されました。この共有データソースと共有データセットは管理者ダッシュボードの[データソース]と[データセット]ページに追加されるので、それらを使用して共有データソース/データセットを用いたレポートの作成を試すことができます。
コード形式のセクションレポートをアップロードする場合に、すでに同名のレポートが存在したときに、上書きするか、連番を付与し別名で保存するかを選択できるようになりました。
サーバー共有データソースとサーバー共有データセットにおいて、カスタムセキュリティプロバイダのUserContext属性を使用した動的な接続文字列を、実行時だけでなく、デザイン時も使用できるようになりました。詳細については、「マルチテナントに対するUserContext属性の設定」を参照してください。
ClickOnce形式で起動する帳票デザイナが追加されました。Webポータルから直接起動できるので、帳票の作成から各種設定までシームレスに行えます。詳細については、「帳票デザイナを使用してのレポートの新規作成」を参照してください。
帳票デザイナ |
スケジュール配信のオプションとして[印刷]を選択できるようになりました。あらかじめ登録したスケジュール定義に基づいて、サーバーに接続されたプリンタから印刷を行います。詳細については、「スケジュールの管理」、および「プリンタの管理」を参照してください。
サーバー印刷の設定(プリンタの追加) |
レポートの描画処理の最適化を行い、レポートの生成や、プレビュー表示にかかる時間を大幅に改善しました。
管理者ポータルがレスポンシブデザインのHTML5管理者ポータルとして刷新されました。管理者はデスクトップだけでなく、モバイルデバイスからもポータルにアクセスし、各種設定の確認や変更を行うことができます。
HTML5管理者ポータル |
管理者ポータルと利用者ポータルの外観のカスタマイズ機能が追加されました。ポータルに表示するロゴをその企業のロゴに変更したり、背景色をカスタマイズすることが可能です。詳細については、「UI設定」を参照してください。
[UI設定]ページ |
CSVを使用して、一度に複数のユーザーを登録できる機能が追加されました。大量のユーザーを登録する場合でも、ユーザーの作成ダイアログから1人ずつユーザーを登録する必要がありません。詳細については、「ユーザーの管理」を参照してください。
ユーザーの一括登録(CSVファイルのアップロード) |
システムカテゴリにロールのルートカテゴリ機能が追加されました。ロールに対して任意のシステムカテゴリをトップのカテゴリとして割り当てることができます。詳細については、「レポートのカテゴリ」および「システムカテゴリの管理」を参照してください。
ロールのルートカテゴリの設定([ロール]ページ) |
管理者ポータルに、データソースのアップロード、ダウンロード、削除などの操作をサポートする[データソース]ページが追加されました。帳票デザイナでの帳票デザイン時に、ActiveReports Server上で共有されているデータソース定義にアクセスして、帳票をデザインすることができます。詳細については、「データソースの管理」、および「サーバー共有データソース」を参照してください。
[データソース]ページ |
管理者ポータルに、データセットのアップロード、ダウンロード、削除などの操作をサポートする[データセット]ページが追加されました。帳票デザイナでの帳票デザイン時に、ActiveReports Server上で共有されているデータソース定義にアクセスして、帳票をデザインすることができます。詳細については、「データセットの管理」、および「サーバー共有データセット」を参照してください。
[データセット]ページ |
管理者ポータルに、画像のアップロード、ダウンロード、削除などの操作をサポートする[画像]ページが追加されました。帳票デザイナでの帳票デザイン時に、ActiveReports Server上で共有されている共有画像にアクセスして、帳票をデザインすることができます。詳細については、「画像の操作」を参照してください。
[画像]ページ |
管理者ポータルに、スタイルシートのアップロード、ダウンロード、削除などの操作をサポートする[スタイルシート]ページが追加されました。共有スタイルシートは、複数のユーザーが一貫したテーマのレポートをデザインするのに役に立ちます。詳細については、「スタイル」、および「スタイルの操作」を参照してください。
[スタイルシート]ページ |
HTML5形式のビューワにおいて、すべてのレポートコンテンツを1ページで表示する「ゲラモード」が使用できるようになりました。Tablixデータ領域を使用したレポートなど、複数ページにまたがるコンテンツを一度に閲覧したい場合に有効です。
HTML5 ビューワでの対話的な並べ替えが利用可能になりました。ページレポート、またはRDLレポート上にこの機能を設定すると、矢印アイコンをクリックしてフィールドをソートできます。詳細については、「対話的な並べ替え」を参照してください。
HTML5ビューワでの対話的な並べ替え |
ActiveReports Serverは豊富なREST APIを提供しています。外部の上位システムとActiveReports Serverを連携させたり、カスタムのアプリケーションを作成したりすることが可能です。詳細については、「REST APIリファレンス」を参照してください。