DateEdit では、次の方法で国際化がサポートされています。

• カルチャ設定：DateEdit では、特定のカルチャに基づいたデータの書式設定、解析、検証が可能です。このコントロールでは、 System.Globalization 名前空間の CultureInfo クラスを使用してカルチャを指定できます。DateEdit のカルチャを指定するには、CurrentCulture プロパティを設定します。さまざまなカルチャ名と識別子については、.NET Framework ドキュメントの CultureInfo クラスを参照してください。
  
• 右から左のサポート：DateEdit は、右から左への筆記法に従う言語向けに右から左のサポートを提供しています。DateEdit コントロールで右から左の機能を有効にするには、Systems.Windows.Forms の RightToLeft コントロールの RightToLeft プロパティを設定します。

CalendarView でカルチャ設定と右から左の機能を設定する方法については、「CalendarView の機能」の「カルチャ設定」と「右から左のサポート」を参照してください。

次の図に、アラビア語カルチャが適用され、右から左の方向で表示された DateEdit を示します。

次のコードスニペットは、DateEdit コントロールで現在のカルチャを設定し、右から左の機能を有効にする方法を示します。

' 現在のカルチャを設定します
C1DateEdit1.Culture = New System.Globalization.CultureInfo("ar-IQ").LCID

' 右から左への機能を有効にします
C1DateEdit1.RightToLeft = RightToLeft.Yes

// 現在のカルチャを設定します
c1DateEdit1.Culture = new System.Globalization.CultureInfo("ar-IQ").LCID;

// 右から左への機能を有効にします
c1DateEdit1.RightToLeft = RightToLeft.Yes;