PowerTools SPREAD for ASP.NET 8.0J
シートスキン

シートの外観は、シートに「スキン」を適用することで簡単にカスタマイズできます。 SPREADには、一般的なフォーマットを作成するための組み込みスキン(デフォルトスキン)が付属しています。 また、独自のカスタムスキンを作成して、テンプレート同様に保存および再利用することもできます。 1つのスキンは、Spreadコンポーネント内の任意の数のシートに適用できます。 1つのスタイルを複数のセルに適用できるように、1つのスキンをシート全体に適用できます。 スキンはファイルに保存できるため、これを複数のプロジェクトで使用したり、他の開発者と共有したりすることもできます。

スキンを使用すると、セル、ヘッダ、行あるいは選択領域の色、グリッド線といった様々な外観を容易に設定することができます。

注意: スキンの設定の一部は、コントロールのEnableClientScript プロパティの設定によって影響を受けることに注意してください。

ここでは、シートにスキンを適用する方法について説明します。独自のシートスキンを作成および適用する方法については、「カスタムスキンの作成」を参照してください。

設定方法

スキンオブジェクトは、SheetSkin クラスを使用して生成されます。組み込みスキンは、各メンバが定義されたSheetSkin クラスがオブジェクト化されていて、DefaultSkins クラスの各プロパティが参照します。

スキンをシートに適用するには、SheetSkin クラスのApply メソッドを使用します。または、SheetView クラスActiveSkin プロパティを使用して現在アクティブなスキンを設定します。

サンプルコード

次のサンプル コードは、1番目のシートに組み込みスキン「Colorful2」を、2番目のシートに組み込みスキン「Gradient1」を適用します。

FarPoint.Web.Spread.DefaultSkins.Colorful2.Apply(FpSpread1.Sheets[0]);
FpSpread1.Sheets[1].ActiveSkin = FarPoint.Web.Spread.DefaultSkins.Gradient1;
FarPoint.Web.Spread.DefaultSkins.Colorful2.Apply(FpSpread1.Sheets(0))
FpSpread1.Sheets(1).ActiveSkin = FarPoint.Web.Spread.DefaultSkins.Gradient1        

SPREAD デザイナでの設定

  1. シートスキンエディタを起動します。
  2. [定義済み]タブまたは[保存済み]タブで、シートに適用するスキンを選択します。
  3. 〈適用〉、〈OK〉ボタンをクリックします。
関連トピック

 

 


© 2003-2015, GrapeCity inc. All rights reserved.