Windowsでは、Internet ExplorerのほかChromeでの動作をサポートします。 さらに、iPadにも対応しiPad搭載のSafariでの動作も保証します。また、それぞれのクライアント環境に沿ったスタイルで描画されます。
Chromeでの描画スタイル | |
iPadでの描画スタイル | |
サーバー環境として、以下のクラウドサーバーへの配置をサポートします。
- Microsoft Azure Virtual Machines
- Amazon EC2
数値、日付時刻、日付および時刻コントロールからドロップダウンされるオブジェクトに、数値パッドを追加しました。プロパティの設定により、ドロップダウンオブジェクトを選択することが可能です。
詳細については、以下のページを参照してください。
日付時刻、日付および時刻コントロールからドロップダウンされるオブジェクトに、日付時刻ピッカーを追加しました。プロパティの設定により、ドロップダウンオブジェクトを選択することが可能です。
詳細については、以下のページを参照してください。
サーバー側機能のほとんどをクライアント側スクリプトにより実現できるようになりました。そのため、サーバー側へポストバックせずにプロパティの変更やイベントの実装ができます。 また、HTML5を使用してリファクタリングされ、クライアント側へのダウンロードサイズも大幅に減少しました。
以下は、1ページにそれぞれのコントロールを50個配置したときのHTMLダウンロードサイズの7.0Jと8.0Jの比較表です。
その他、以下のクライアント側機能を追加しました。
- 文字列の選択・選択解除メソッド(SelectAll、DeselectAllメソッド)
- ふりがな出力時のイベント(ReadingImeStringOutputイベント)
- 検証の実行メソッド(Validateメソッド)
クライアント側機能の詳細やJavaScriptリファレンスは「クライアント側スクリプト」を参照してください。
データ型検証コントロール(GcDataTypeValidator)を追加しました。 入力された文字列のデータ型を検証するコントロールで、Byte、Decimal、DateTime、Integer、TimeSpanのいずれかの型を指定できます。DateTime型が指定されているときは、日付の妥当性チェックも行われます。
7.0Jと同様に検証コントロールを使用して、SPREADセルの入力値を検証でき、エラー発生時には検証アクションを使用して、バルーンチップやアイコン、文字色などわかりやすくエラーやエラーメッセージを通知できます。 データ型検証コントロールでは、日付の妥当性を検証することができるため、SPREADの日付型セルの入力精度を向上させます。
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SPREAD for ASP.NET 7.0J/8.0Jのセルを検証することが可能です。 |
また、InputManとSPREADの移行ツールを共通化しました。両製品の旧バージョンを使用したWebアプリケーションを移行する際、一つの移行ツールを一度実行するだけで2製品の移行が可能です。
7.0Jでは、一部(テキスト、日付、時刻)のコントロールのみjQuery APIに対応していましたが、8.0Jではすべてのコントロールが対応しました。 また、jQuery UIテーマも適用可能です。
詳細については「
jQueryの使用」を参照してください。
コントロールが未入力のときの代替テキスト(ウォーターマーク)を表示できます。コントロールにフォーカスがある場合とない場合のそれぞれで、別の文字列と文字色を設定できます。また、日付コントロールでは和暦表示できない日付が入力されたとき、数値コントロールでは値がゼロのとき、Nullのときのそれぞれに対しても個別のウォーターマークが表示できます。
詳細については、以下のページを参照してください。
カレンダーコントロールおよびドロップダウンカレンダーでは、パンによる月や年のスクロールをサポートします。また、このスクロールにはアニメーション効果が適用できます。
詳細については「
カレンダーのタッチ操作」を参照してください。
各コントロールに、コンテキストメニューの表示・非表示を切り替えるEnableContextMenuプロパティを追加しました。
コンボコントロールでは、以下の強化が行われました。
- オートフィルタ機能に、前方一致、部分一致、大文字・小文字の区別、全角・半角の区別などを設定する検索モードを追加しました。 詳細については「テキストボックスの使い方 ー 項目のオートフィルタ」を参照してください。
- ドロップダウンリストにリサイズ機能を追加しました。ユーザーがリサイズ用のグリッパーをドラッグしてサイズ変更できるようになりました。 詳細については「リストボックスの使い方 − リストボックスのサイズ調整」を参照してください。
テキストコントロールのふりがな取得機能を定義する
ReadingImeStringOutputクラスに、ふりがな出力先の文字種(半角カタカナ、全角カタカナ、ひらがな)を指定する
KanaModeプロパティを追加しました。また、ふりがな出力時には
ReadingStringOutputイベントが発生し、イベントパラメータからもふりがなが取得できるようになりました。
整数のみ入力が許可されている数値コントロールで、「123.45」を「12345」か「123」と扱うかを制御するプロパティを追加しました。詳細については「
入力の制御 − 小数点を含む値の制御」を参照してください。