ActiveReports for .NET 18.0J
新機能
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新機能について説明します。

新機能の情報は、「リリース情報」でもご確認いただけます。

SP1

  1. Windows Server 2025

    開発環境、運用環境について、Windows Server 2025に対応しました。


  2. ARM64

    開発環境について、ARM64環境に対応しました。


  3. Excelクエリデザイナ

    Excekデータソースの設定をUI操作でできるクエリデザイナを追加しました。


  4. JSONデータの埋め込み

    セクションレポートで、データソースにJSONデータを埋め込むことができるようになりました。詳細は、「JSON Provider」を参照してください。


  5. チャートの強化

    1. シンボルサイズの変更

      ページレポート、RDLレポート、ダッシュボードで、チャートのシンボルサイズを変更できるようになりました。詳細は、「レーダー折れ線チャート」の「SymbolSize」プロパティを参照してください。

    2. 軸ラベルの複数行表示

      ページレポート、RDLレポート、ダッシュボードで、チャートの軸ラベルを複数行で表示できるようになりました。詳細は、「」の「LabelRowCount」プロパティを参照してください。


  6. レイヤー表示順

    Webデザイナ、Blazorデザイナで、レイヤーの表示順(前面・背面)を設定できるようになりました。


  7. サブレポートの選択

    セクションレポートで、サブレポートに使用するレポートをUI操作で選択できるようになりました。詳細は、「SubReport」を参照してください。


  8. その他

    1. レポートテンプレート

      .NETアプリのプロジェクトで、セクションレポート(コード)を追加できるようになりました。

    2. 行数指定して改ページ

      RDLレポートで、1ページあたりの行数を指定して改ページできるようになりました。

    3. グループヘッダだけ別ページに出力されるのを防ぐ

      RDLレポートで、グループヘッダだけ別ページに出力されるのを防ぐことができるようになりました。

    4. レポートエリア単位でExcelシートに出力

      RDLレポート、ダッシュボードで、レポートエリア単位でExcelシートに出力できるようになりました。

    5. レポートエリア単位で目次に表示

      RDLレポート、ダッシュボードで、レポートエリア単位で目次に表示できるようになりました。


初版

  1. .NET 8 対応

    .NETの新バージョン「.NET 8」に対応しました。これにより、帳票開発ツールは引き続きテクノロジーの最前線であり続けています。この技術進歩により、レポートのパフォーマンスとセキュリティが強化されるだけでなく、.NET Frameworkの最新版と互換性が確保されており、.NET 8の新機能と改善点を活用できるようになります。詳細については、「変更点」および「サンプル」を参照してください。


  2. Visual Studioテンプレートの機能強化

    Visual Studioテンプレート

    Visual Studioテンプレート

    新しいVisual Studioテンプレートが追加され、より直感的かつ効率的にアプリケーションを開発できるようになりました。新しく追加されたテンプレートは次のとおりです。

    • ActiveReports 18.0J Windowsフォームアプリ:Windows上で動作するデスクトップアプリケーションを開発でき、リッチな対話型レポートを作成できます。
    • ActiveReports 18.0J ASP.NET Coreアプリ:Webアプリケーションを開発でき、ASP.NET Core MVCフレームワークとシームレスに統合して、動的なサーバー側のレポートを作成できます。
    • ActiveReports 18.0J Blazor Serverアプリ:対話型のリアルタイムアプリケーションを作成できます。
    • ActiveReports 18.0J Blazor WebAssemblyアプリ:Blazor WebAssemblyの最新機能を使用して、クライアント側のアプリケーションを作成できます。

    これらのテンプレートのいずれかを選択してプロジェクを作成すると、[新規レポート]ウィザードが自動的に起動され、ページレポート、セクションレポート、RDLレポート、ダッシュボードを選択するオプションが提供されます。これにより、レポートの作成処理が簡素化になり、プロジェクトのニーズに合わせて最適なレポート種類を柔軟に選択することができます。


  3. ASP.NET Core のミドルウェアの改善

    ASP.NET Core のミドルウェアが強化され、Webコンポーネントの統合が合理化されました。この改善により、Webアプリケーションにレポートを組み込む処理が簡素化され、よりスムーズで効率的な開発エクスペリエンスが得られます。詳細については、「ActiveReports Webデザイナ」、「JSビューワの使用」、「Blazorビューワの組み込み」を参照してください。


  4. JSビューワとWebデザイナのテーマ機能

    カスタムテーマを使用したWebデザイナ

    カスタムテーマを使用したWebデザイナ

    カスタムテーマを使用したJSビューワ

    カスタムテーマを使用したJSビューワ

    WebデザイナとJSビューワの両方に対してテーマを指定して、好みに応じてユーザーインターフェイスをカスタマイズできるようになりました。組み込みテーマから選択するか、カスタムテーマを作成して、アプリケーションの要件に合わせてJSビューワとWebデザイナの外観やルック&フィールをカスタマイズできます。詳細については、「WebデザイナとJSビューワにテーマの適用」、「プラグインAPIの使用」、「JavaScriptでJSビューワの操作」を参照してください。


  5. Webデザイナにレポートテンプレート追加(マスターレポート)

    Webデザイナでマスターレポートを開く

    Webデザイナでマスターレポートを開く

    WebデザイナでRDLレポートをマスターレポートに変換する

    WebデザイナでRDLレポートをマスターレポートに変換する

    Webレポートデザイナコンポーネントでは、事前定義されたテンプレートとしてマスターレポートを使用できるようになりました。これらの事前定義されたテンプレートを使用すると、レポートを作成する際、一貫性と設計標準への準拠を確保しながら、レポートのカスタマイズにおける柔軟性を実現することができます。詳細については、「マスターレポート(RDLレポートのみ)」を参照してください。


  6. 新しいレポートウィザードの追加

    新しいレポートウィザード

    新しいレポートウィザード

    ページレポート、セクションレポート、RDLレポート、ダッシュボードの作成を効率化するために新しいレポートウィザードを追加しました。このレポートウィザードは、レポートの作成処理を簡素化にし、新規レポートの作成からデータソースの設定までの操作を手順ごとに導いて進めます。詳細な財務レポート、有益なダッシュボード、またはその他のドキュメントプレゼンテーションを作成する場合でも、新しいウィザードはスムーズで直感的なエクスペリエンスを保証し、データを実用的な分析情報に変換する作業をこれまでにないほど簡単にします。詳細については各データソース(SQL ServerMySQLPostgreSQLSQLiteJSONXMLCSVExcelJSON API)のページを参照してください。


  7. 新しい組み込みデータソースへの対応(ページ/RDLレポート)

    データ接続と柔軟性を強化するため、いくつかの新しい組み込みデータソースのサポートが追加されました。ページレポート、RDLレポート、ダッシュボードを次のデータソースに直接接続できます。

    • MySQL:世界で最も人気のあるオープンソースのリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)です。
    • PostgreSQL:信頼性と堅牢性を重視する、高度なオープンソースデータベースシステムです。
    • Excel:Excelファイルからデータを直接インポートし、スプレッドシートデータをレポートにシームレスに統合できます。

    これらの機能強化により、レポートに組み込めるデータの範囲が大幅に広がり、データに基づいた意思決定を行うことができます。詳細については、「MySQL」、「PostgreSQL」、「Excel」を参照してください。 


  8. ネストされたデータセットの対応(JSONとXMLデータソース)

    ネストされたJSONデータセット

    ネストされたJSONデータセット

    JSONおよびXMLデータソースに対してネストされたデータセットを使用できるようになりました。この機能により、データ処理機能を拡張でき、階層構造のデータをレポート内で直接利用できることで、レポートの設計と表示に柔軟性をもたらすことができます。詳細については、「コード上でネストされたデータセットを使用する」および「デザイナでネストされたデータセットを使用する」を参照してください。


  9. SVG形式の画像への対応(セクションレポート)

    セクションレポートのPictureコントロールがサポートされる画像形式にSVG形式を追加しました。SVG形式を使用することでより鮮明で拡大縮小して画質の高い画像が使用可能となり、様々なプラットフォーム間でレポートの視覚的な魅力を高めることができます。詳細については、「Picture」を参照してください。


  10. PDFフォームの入力フィールドのタブ順序の設定

    InputFieldコントロールのTabIndexプロパティ

    InputFieldコントロールのTabIndexプロパティ

    InputFieldコントロールに新しいTabIndexプロパティが追加され、PDFフォームの編集可能なフィールドのタブ順序を指定できるようになりました。この機能により、PDFへの入力時に、フィールドをタブで移動しているときに次に表示されるフィールドを指定できます。この機能を使用することで、PDFフォームの使いやすさを実現でき、全体的なユーザーエクスペリエンスを向上させます。詳細については、「InputField(ページレポート)」、「InputFieldText」、「InputFieldCheckBox」を参照してください。 


  11. 日付時刻範囲パラメータの追加

    カスタムパラメータパネル - 事前定義された範囲

    カスタムパラメータパネル - 事前定義された範囲

    カスタムパラメータパネル - 日付時刻範囲の編集

    カスタムパラメータパネル - 日付時刻範囲の編集

    カスタムパラメータパネルを作成するコントロールには、日付時刻範囲パラメータが追加され、さらなる柔軟性と精度を実現できるようになりました。これにより、レポートに対して正確な時刻を指定したり、「過去1年」のような事前定義された値の範囲から選択できます。この機能は特定の期間を必要とするレポートのニーズに応えることができます。詳細については、「カスタムパラメータパネルの設計と表示」を参照してください。


  12. Webデザイナの機能強化

    1. テキストボックスの同時編集

      ($$$) variable with Sum expession

      式エディタに「現在のTextBoxの値」オプションが追加され、複数のテキストボックスを同時に更新できるようになりました。この機能を使用すると、共通の式を適用する処理を簡素化でき、レポート設計の効率と一貫性を大幅に向上させます。詳細については、「式エディタの使用方法」を参照してください。

    2. セクションレポートでスクリプト機能の強化

      セクションレポートのスクリプトタブに[イベント]と[オブジェクト]オプションが追加され、基本的なレポートオブジェクトに対してイベントハンドラを簡単に生成できるようになりました。この機能により、スクリプト作成処理を合理化できます。詳細については、「イベント」を参照してください。

    3. InputFieldText、InputFieldCheckBoxコントロールの追加(セクションレポート)

      セクションレポートのツールバーには、InputFieldTextおよびInputFieldCheckBoxコントロールが追加されました。これにより、Webデザイナで使用できる対話型要素が拡張され、動的な対話型レポートをWeb環境内で直接作成できるようになりました。詳細については、「InputFieldText」および「InputFieldCheckBox」を参照してください。 

    4. レイアウトタブの強化

      [レイアウト]タブは大幅に強化され、複数のコントロールのレイアウトを同時に管理するための拡張機能が提供されます。これにより、複数のコントロールを垂直方向または水平方向に整列させたり、コントロールのサイズを標準化して相互に一致させることができます。詳細については、「Webデザイナインタフェース」を参照してください。

    5. 詳細なTablixグループエディタ

      詳細なTablixグループエディタ

      詳細なTablixグループエディタ

      Tablixメンバーの階層を操作および視覚化することを大幅に強化する一環として、Tablixグループエディタが更新され、詳細モードが含まれるようになりました。Tablix本体内で単一または複数の行、列、またはセルを選択すると、グループエディタでは対応する階層が自動的に強調表示され、グループメンバーの関係の理解と管理が容易になります。詳細については、「Webデザイナインタフェース」を参照してください。

    6. アクティブなレイヤーの対応

      アクティブなレイヤーの対応

      ページレポート、RDLレポート、ダッシュボードでアクティブなレイヤーに新しいコントロールが追加されるようになりました。これにより以前はコントロール毎にレイヤーを設定する必要がありましたが自動的にアクティブなレイヤーに配置されることで、レポート設計をより短縮することが可能になりました。詳細については、「レイヤー」を参照してください。

    7. APIの改善

      ActiveReportsは、WebデザイナコンポーネントをWebアプリケーションに統合するための豊富なAPIを提供します。プロジェクトにWebデザイナコンポーネントを埋め込むには、WebデザイナのAPIを使用します。APIを使用することで、レポートを作成、設計、および保存でき、デザイナのロケールの定義、レポートアイテムのデフォルト設定のカスタマイズ、データタブとプロパティタブの管理、アプリケーション情報の変更などの追加機能を使用できます。

    8. UIのカスタマイズ

      appBar関数を使用して、Webデザイナのリボンで表示されるホーム、レポート、パラメータ、スクリプトのタブを非表示にすることが可能になりました。詳細については、「プラグインAPIの使用」を参照してください。

    9. 新しいランタイムAPI

      コードから一般的なエディタのアクションを実行し、editor関数を使用してそのステータスを確認できるようになりました。詳細については、「プラグインAPIの使用」を参照してください。

    10. プロパティタブに表示されるプロパティのフィルタまたは並べ替え

      プロパティタブに表示されるプロパティをフィルタしたり並べ替えたりできる新しいfilterProperties関数が追加されました。詳細については、「プラグインAPIの使用」を参照してください。

    11. ユーザーエクスペリエンスの強化

      レポートをデザインする時に同じコントロールを複数回使用するためコピー&ペーストを使用するかと思います。従来はペースト時にデザイナ面の左上隅に貼り付けられましたが、新しいバージョンからはカーソルの位置に貼り付けるようになりました。また、レポートの余白を含むデザイナ面の任意の位置からコントロールを範囲選択できるようになりました。


  13. Webデザイナで共有データソースの対応

    WebデザイナおよびBlazor Webデザイナでは、共有データソースを使用できるようになりました。共有データソースは、複数のレポートで使用できる再利用可能なデータソースです。詳細については、「共有データソースの作成と使用(Webデザイナ)」および「共有データソースの作成と使用(Blazor Webデザイナ)」を参照してください。


  14. Webデザイナコンポーネントでレポートパーツの追加

    新しく追加されたレポートパーツ機能を使用すると、カスタマイズ可能な事前定義されたレポートアイテムを使用して、レポートを迅速かつ効果的に作成および編集できます。これらのレポートは、事前定義されたレポートアイテムのコレクションであるレポートライブラリに連結されています。レポートパーツを変更すると、その変更が対応するレポートにも自動的に反映されます。詳細については、「レポートパーツ」を参照してください。


  15. ESモジュール

    以前の@grapecity/ar-viewerパッケージおよび@grapecity/ar-designerパッケージにはJSビューワコンポーネントおよびWebデザイナコンポーネントのESモジュールが含まれていませんでしたが、新しいパッケージ@mescius/activereportsnet-viewer-jaおよび@mescius/activereportsnet-designer-jaには含まれるようになりました。アプリケーションでESモジュールを使用することで、静的分析、より優れたツールのサポート、効率的なバンドルを実現することができます。詳細については、JSビューワの使用JavaScriptでJSビューワの操作ActiveReports WebデザイナプラグインAPIの使用を参照してください。


  16. PDFおよびHTMLドキュメントへのアクセシビリティ対応

    ページレポート/RDLレポートのレポートコントロール(BarcodeBulletChartChartClassicFormatted TextImageLineMapShapeSparkline)および全てのカスタムレポートアイテムに、新しいAccessibleDescriptionプロパティが追加されました。このプロパティを使用すると、アクセシビリティツールで使用する代替テキストまたはalt属性を追加できます。レポートをエクスポートする時に、このプロパティはPDFで「代替テキスト」、HTMLで「alt」タグとして扱われます。

    PDFおよびHTMLエクスポートでは、TextBox、Table、およびTableOfContentsコントロールの構造化コンテンツの適切なタグ付けがサポートされるようになりました。

    PDF/UA標準に準拠したPDFエクスポートバージョンは、PDF/A-1a、PDF/A-2a、PDF/A-2u、PDF/A-3a、PDF/A-3u、およびPDF/UA-1です。


  17. CheckBoxコントロールの強化

    CheckBoxコントロールに新しいActionプロパティが追加されました。このプロパティを使用すると、実行時にチェックボックスをクリックしたときに実行されるアクションを指定できます。詳細については、「CheckBox」を参照してください。


  18. パラメータ設定の向上

    日付パラメータに新しいDateFormatプロパティが追加されました。このプロパティを使用すると、プレビュー時にパラメータペインに表示される日付の表示形式をカスタマイズできます。詳細については、「パラメータ」を参照してください。


  19. 対話的な操作の機能拡張

    アクションプロパティに、新しいオプション[パラメータの適用]が追加されました。このオプションを使用するとマウスでコントロールをクリックした際に、レポートはパラメータ値で更新され再描画されます。詳細については、「アクションパラメータ」を参照してください。


  20. onDocumentChangedイベントの追加

    WebデザイナコンポーネントにonDocumentChangedイベントが追加され、レポートの内容が変更されたことを確認できるようになりました。これは、自動保存などの高度な機能を実装する場合に特に有益です。詳細については、「プラグインAPIの使用」を参照してください。


  21. セクションレポートの完全なクロスプラットフォーム対応

    セクションレポートのレンダリングエンジンが、クロスプラットフォームモードに完全対応できるようになり、GDIレンダリング(およびlibgdiplusライブラリ)への依存関係が無くなりました。 


  22. 新しいレポート形式 ダッシュボードの追加

    ActiveReportsには、「ダッシュボード」という新しいレポート形式が追加されました。ダッシュボードは、単一のスクロール可能なビューでデータを表示します。また、スクロール可能なコンテナと様々なアクションを利用して、ダッシュボード内のデータを簡単に理解できるようにし、インタラクティブにすることができます。

    ダッシュボードは、Visual Studioに統合されたデザイナと単体のデザイナの両方で設計できます。

    ダッシュボードでは、レポートエリアを追加、コピー、非表示にするなどのオプションが用意されています。また、[プロパティ]ウィンドウでHiddenプロパティを使用して、プレビューでレポートエリアを非表示にすることもできます。

    詳細については、「ダッシュボード」および「ダッシュボードの作成」を参照してください。


  23. Blazorデザイナ

    WebデザイナコンポーネントであるBlazorデザイナは、Blazorフレームワークに統合されたJavaScriptコントロールです。Blazorデザイナは、クライアントのブラウザ上で動作する帳票ツールであり、次のような機能を実行します。

    • .NETのコードを使用して、サーバー側でユーザー対話を処理します。
    • レポートを開く、イベントを処理する、UIをカスタマイズするためのAPI(C#)を提供します。

    詳細については、「Blazorデザイナの使用」を参照してください。


  24. JSONデータソースエディタの機能強化

    接続文字列では、GETおよびPOSTメソッド、HTTPヘッダ、およびリクエスト本文を使用して、外部URLからJSONデータを取得できるようになりました。この機能は、Webデザイナを含むすべてのレポートデザイナでページレポート、RDLレポート、およびダッシュボードで使用できます。詳細については、「JSON」を参照してください。


  25. 新たなチャート形式の追加

    ページレポート、RDLレポート、およびダッシュボードのChartコントロールのチャート形式に「ゲージチャート」、「レンジチャート」が追加されました。これらのチャートは、Webデザイナ上でも使用できます。レンジチャートでは、レンジエリア、レンジ縦棒、レンジ横棒の3種のチャート形式を使用できます。詳細については、「プロット」を参照してください。


  26. チャートエンコーディングの対話性

    Color、Size、ShapeのエンコーディングではActionプロパティが追加され、エンコーディングに対話的な機能を指定することができるようになりました。この機能は、Webデザイナでも使用できます。詳細については、「Chart」を参照してください。


  27. PDFエクスポートでウォーターマークの表示

    PDFエクスポートのプロパティにWatermarkPrintOnlyが追加され、PDFに出力されたページ、RDL、セクション(クロスプラットフォーム互換モードのみ)レポートを印刷する際に、透かし(watermark)を表示するかどうかを指定できます。詳細については、「PDFエクスポート」を参照してください。


  28. Listコントロールのマルチカラム(複数列)で表示可能

    Listコントロールには、「RowsOrColumnsCount」と「GrowDirection」の2つの新しいプロパティが追加され、カラム形式のレポートを作成できるようになりました。詳細については、「カラム形式のレポートの作成」を参照してください。


  29. Webビューワの機能強化

    1. パラメータパネルを常に表示可能に

      parametersPanelに追加された新しい列挙型「open」を使用すると、Webビューワでレポートをプレビューする際、レポートパラメータに初期値が設定されているか、ユーザーの入力が必要であるかに関係なく、パラメータパネルを常に表示できるようになりました。この機能により、レポートビューワでデータを対話的にフィルタできます。詳細については、「JavaScriptでJSビューワの操作」および「BlazorビューワのAPI」を参照してください。

    2. ズームの初期値の設定

      InitialZoomModeおよびInitialZoomPercentageプロパティを使用して、レポートを開いたときのレポートのズームの初期値を設定できます。詳細については、「JavaScriptでJSビューワの操作」および「BlazorビューワのAPI」を参照してください。


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